大手のカメラメーカーにはプロサービスというプロ対応の部署があり、ニコン、キヤノンはもちろん、ソニー、オリンパスにもある
ニコンだとNPS、キヤノンだとCPSといって、サービスの内容は大体似ていて、割安で修理をしてくれたり、修理中に替わりの機材を貸してくれたり、ホントありがたい。入会はプロ活動を証明する印刷物などを見せ、審査に通ったら入れるけど、年会費が1-2万円ほどかかる
NPSの話をすると、10年ほど前までは、年会費も無料だったけど、このご時世、有料もやむなしか? その代わり昔は入会できなかった地元の写真館やブライダルカメラマンなども会費さえ払えば入会できるようになった
そのプロサービスで提供しているプロ用カメラストラップで通称プロストと呼ばれるものがある。メーカーロゴの入ったストラップだけど、オリンピックやワールドカップで使っていれば宣伝になるということで無料配布しているそうです
プロの宣伝効果は結構大きいらしい。みんなもそうでしょ。カメラを買う時にプロの●●カメラマンが使っている機種とか聞くと、「間違いない」と思うもの。メーカーの人に聞いたら、プロが1台買えば、その宣伝効果でアマチュアが25台ほど買うらしい
なのでメーカー宣伝の入ったプロストラップを配布して広告塔に仕立て上げるというわけです
このストラップ、プロの要望をよく聞いていて、使い勝手が悪くないので僕も何も考えずに使っています。特にニコンのプロストは厚みも薄めなので、カメラにグルグル巻いて収納しやすい。滑りにくいし幅があって肩がこらない。モノとしては最高でお勧めなのです
ただし、誰でもゲットできるかと言えばNO。NPS会員が新しいカメラを買うと、付属のストラップと交換に1本提供してもらえるというもの。「宣伝するのでたくさんください」といって簡単に提供されるわけではない
ボロボロになると、古いストラップと交換で新しいストラップが提供される。なので一般に出回ることはなく、オークションなどを見ても新品が2万円ほどで取引される
僕らとしても、メーカーから提供されたものを横流しすると大問題になるので、古いストラップを捨てる時もハサミを入れたり気を使います。それにしても新品でヤフオクに出ているのは誰が流しているのか不思議だなぁ、、
ニコンD1の頃に、配った相手とストラップの番号を厳格にチェックしていたのだけど、どこの会社も一緒だと思うけど、人手がかかるのでやめちゃいました(写真左の青いストラップ)
いっそのこと販売しようかという話もあったようですが「NPS」というのが別で商標されていて断念、現在に至るそうです
お金さえ出せば手に入るプロスト。使うと誰でもプロに変身と思いきや、見破られることがあります。それは次回ということで