道具

スタジオライトProfoto

 僕の会社で貸与されるストロボはメーカー純正で、普通にクリップオンストロボとして使うなら問題ないけど、無線で多灯をコントロールするのは操作が非常に難しく、使い物にならない

 それはN社、C社ともに同じで、本当にメーカーはスタジオで多灯ライティングをやる気があるのか疑問。少なくとも精鋭部隊は開発には関与していないだろう。まぁ、そんなに売れるものではないし、微妙な製品なのだろう

 最近、C社からストロボコマンダーの新製品が8年ぶりに発表された。だが筐体は同じでファームアップくらいの変化しかなく、「やる気あるのかよ」との嘆きを聞く。大手の中国メーカー製品が9000円位で使いやすく高性能なのに対して、高くて機能がしょぼくて見劣りする

 この10年でデジタルカメラは大きく進化したけど、それ以上に変化したのが、ストロボだ。昔は大光量のスタジオライト(ストロボ)でバッカン、バッカン光らせるのが最前線の使い方だったけど、今はカメラの感度も高くなったので、小さなクリップオンストロボをたくさん立てて、細かくコマンダーで制御するのが主流だ

 メリットは短時間で光の調整ができること。セッティングの時間も短く、キホン一人で移動する報道カメランにとっては、機材もコンパクトでメリットばかりだ

 Profoto(プロフォト)というスウェーデンのストロボメーカーがあり、プロのスタジオで世界標準として使われている。そのProfotoもさすがに大光量のストロボは売れないらしく、クリップオンストロボや小型モノブロックストロボにシフトしてきた

 僕もProfotoはクリップオンタイプのA1Xというのを2灯持っている。安く入手したがそれでも1灯9万円くらいする。でも、安定性やデザインなど抜群で、無線の誤発光など皆無で、本当に良い

nissin(ニッシン)という日本メーカーのものも6灯持っているので基本はそれを使うけど、スタジオの番宣などでは、他社と比べて見劣りするので、見栄でProfotoを使うことが多い

もう少し気合をいれてProfotoをあと2灯くらい買い足せば、Profoto中心で運用することも可能なので、ちょっと考え中だ

それにしてもストロボが出始めたころはN社のストロボが優秀で独走状態だったけど、いつしか中国に抜かれ、最高級のプロ用スタジオライトはProfotoの独占となってしまった。

先日、N社の第3四半期の業績を見て

「うーん、スタジオライトを手掛けていたら世界標準に今ごろなっていて、業績も少しは違っていたのに」

と思う。経営者じゃないから何ともいえないけど

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