写真

見られている

小さな個人経営の料理店などで取材をすると、店主やその奥さんから

「料理をキレイに撮るにはどうすれば?」
「撮影機材は何を買うと良いですか?」

みたいなことをよく聞かれる。お店のメニューやチラシ広告を自身で撮ることが多いらしく、個人経営店では共通の悩みらしいです

大きな料亭などは、2時間3万円ほどで撮ってくれるようなカメラマンを囲っていることが多いです。たしかに1万円の料理が2万円に見えれば撮影料なんて安いもの。カメラマンの付加価値はそこにあるのだけど、小さなお店だと撮影料はたしかに痛い

僕は聞かれると、撮影方法を解説しながら、その店に合った運用などを提案してしまう。あくまで取材の撮影で行っているので、解説の義務なんてないんだけど、僕はサービス精神旺盛でしゃべってしまう

店主は料理の撮影のたびに、カメラマンの仕事を見ていて、クオリティの高い写真撮る人に聞いてみようと思うわけです。もちろん、撮影が下手な人も来るはずで、そういう人には最初から聞きません

店主からすると、依頼で呼んだフリーカメラマンには聞くことはできません。なぜなら「次は自分で撮ります」と言っているようなものでセコイのがバレバレになる。利害関係のない報道カメラマンが絶好の講師というわけです

でも料理の撮影って難しくて、15分とかでは教えられません。それで分かれば、誰でもすぐにプロ級の写真が撮れるはず。増してや、頻繁に料理を撮っているはずのカメラマンでさえ僕の目からみると「下手だなぁ」と思うことが多い

本屋の料理本コーナーでも10冊あれば、3冊くらいはどうしようもない表紙だ。そんな難易度なので教えられることは限られてくる

でもお店には「いつでも同じ場所で撮れる」という強みがある。それを生かして僕が壁バウンスできれいに撮ってあげ、その撮り方をスマホで撮らせて、

「後日機材をそろえて同じようにトライしてみてください」

という説明が多い


壁バウンスが簡単でお勧め


できればルーセントを使うと、光源の角度調整などが楽

最近はコロナの影響で、聞かれることが増えた。お店も苦しい中、ネット予約によるテイクアウトを始めるところが多くなったから。日替わりで変わるメニューは自分で撮影するしかないのだろう

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA