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五輪はまだ一眼レフか?

変異種のコロナの猛威で、東京五輪が危ぶまれるところだけど、撮影に関しては粛々と準備が進んでいる。先日も2種目で五輪出場を決めた水泳日本選手権の池江璃花子選手の時なんかも、多くの社が水中カメラを設置しこれまでにない画像を収めた。五輪を想定しての水中カメラなので各社は力が入ったはずだ

僕は設置の経験がないけど話を聞くと、競技の合間に水流に影響の無い場所に水着姿で設置するとのことだ。サッカーのゴール裏なんかも設置することが多く、リモートでの撮影が増えている。超望遠レンズで一瞬を切り取るのが腕の見せ所であったはずなのに、今は機材の扱いで優劣がきまる時代、寂しいですね

リモートのカメラはズームや構図を変えるのが、今のところ難しいので、広角気味に設置して、後でトリミングして切り出す方式です。これも高画素のデジカメのおかげ、トリミング耐性が強いです

あと、五輪のカメラボディの話だけど、ソニーのα1やキヤノンのR5など有力なミラーレスが登場し、五輪で活躍すると言われているけど、実際のところは微妙な状況です。確かにファインダーも良くなり、連写もでき、AFも良くなった。陸上競技などでは問題なく使える。でも暗所のサッカーなどは、EVF画面だと確かにきれいに見えるけど、暗い部分の選手を見落としたりする。「レフ機だとそんなことない」という声も聞く。まあ、ファインダーに対する慣れも大きいけど、レフ機とミラーレスの2台体制が多いと思う

人物や料理などを撮るカメラマンは完全ミラーレス化も多いけど、スポーツに関してはまだレフ機が有利ということだろう。ほとんどスポーツを撮らない僕は完全ミラーレス化で問題ないと思うけど、あとは資金の問題だけだ

あとミラーレスが有利な点は、レンズ性能が圧倒的に高いということ。まだ2000万画素機で比較するなら大きな違いは出ないが、1憶画素機が出れば、性能差が顕著にでる。各社ともミラーレス化して大型化したマウント径、短くしたフランジバックの恩恵は大きく、無理をしなくても高性能のレンズが作れるようになった

僕もミラーレス化したら、大三元レンズをそろえるつもりだ。レフ機用のレンズはゴミにしか見えないくらい性能差がでるだろう。早く移行して、旧いレンズは早く売った方が良さそうだ

あと、個人的にはシフトレンズの発売を期待したい。難しい話になるけど、フランジバックが短くなることにより、レンズをシフトしても光がさえぎられることが少なくなった。要するに、これまであり得なかったレンズシフトができるはずだ。あんまり必要とする人が少ないので、発売されるか分からないけど、僕にとっては、ピントの深い料理撮影などができるので是非ともお願いしたい

五輪って何が大変ですか?

五輪取材するためのIDの争奪戦から始まり、フォトマネージャーとの打ち合わせとか、とにかく準備がすべて。始まってしまえば段取りに従って粛々と流れるだけです。今回は日本国内であること、コロナの影響で海外からのカメラマンも少ないと思われること、などいつもと様子が違います。

ミラーレスの大きな欠点は?

これ欠点かわからないけど、ロケの撮影などでシャッター音が小さすぎて、モデルさんがタイミングを取れないという話をよく聞きます。あのミラーの「パシャン」という心地よい音は、撮られた気になるようですよ

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