キター、雨の季節が。雨の中での撮影、衣服はもちろん、カメラ機材がズブ濡れになることがある
趣味の撮影なら「晴れた日にしましょう」で済むかも知れないけど、被写体や場所の都合で撮影日はずらせない。そもそも話題ものは直前に撮るもの、過ぎると話題ではなくなる
さいわい僕ら年長組は、有名人や料理などを撮ることが多いので、95%くらいは室内での撮影。移動で雨に打たれる程度でびしょびしょになりながら撮ることは少ない。それでも月に1度くらいは雨中の撮影になるけど、、
サッカー担当のI君から「サッカーは雨が当たり前ですよ」とのぼやきが入る。そうだ、サッカーは極端だけど、若手は拘置所など外での張り込みなど普通だ。3割くらいは外で撮っている
「雨に持ち出す機材で気を付けることは?」
「壊れてもあきらめのつく安い機材」は間違い。逆にボディもレンズもなるべく高級な機材を持ち出そう。すると防滴がしっかりして、キホン雨の中で使うぶんには壊れにくい。レンズやメモリ交換の時さえ気を付ければ問題ない
問題はパソコンなんだけど、雨に強いパナソニックのタフブックなどを使うこともあるけど、重いため持ち歩くのが大変。不便でもパソコンをビニル袋で覆って使う作戦となる。サッカーなんかは最初泣きそうになりながら、ピッチから送るわけだけど、慣れると普通になるので不思議なものだ
雨中の取材が終わると、機材を乾燥させて帰る。意外と三脚などもパイプのすき間に水が入る。乾かし方に諸説あり、昔は布団乾燥機で一気に乾かすのが会社ではやりだったけど、今は一晩自然乾燥が普通になっている

乾燥中です
先日、羽田空港近くの人気スポットをめぐる撮影があったけど、けっこう雨が降っていて泣きながら撮った。雨の日の撮影の注意点が分かるかな?機材も大事だけど、雨らしく撮るか、晴れ晴れしく撮るか、という点。今回はスポット紹介なので、写真を見て行きたくなるような晴れ晴れしい写真が必要だった
ストロボを多用して、明るくうす曇りのような元気いっぱいの写真に仕上げた。外では絶対ストロボ光を入れないという撮り手もいるけど、僕は真逆。自在にストロボ光でコントロールする
雨の日のモデル撮影なんかは、フツウ建物の日差しの下で撮るけど、僕は雨中にストロボを立てて、雨粒を逆光で輝かせることもある。もちろん防水のストロボは無いので、ビニル袋でくるむ訳だけど、最近はコマンダーで光量調整できるので問題ない
どちらにしろ雨中の撮影は、面倒なわけだけど、そこで撮らないと差別化できないんじゃないかな。雨は避けるのではなく、果敢に出て行けば絶対面白い写真が撮れる。「雨だから撮るのをやめよう」ではみんな同じ写真になってしまう
雨こそ差別化できる写真の撮れるチャンス
よくある水濡れ事故は?
いちばん聞くのが、メモリカードを洗濯機で洗ってしまう事故。ポケットに忘れるのが悪いのだけど、乾かすと意外と使える場合が多いです
不幸にも機材を水没させてしまったら?
すぐに電池などを外して、とにかく時間をかけて乾燥させること。大まかに乾いたと思ったら、さいごに仕上げで乾燥機などで乾かす。くれぐれも乾燥途中で電源を入れないこと。経験だと半分くらいは生き返ります。真水だと復活確率は高いですけど、海水だとまずダメですね。すぐにメーカーメンテに出す手もあるけど「修理不能」「総取り換え」と言われ買うほど修理費がかかるので、個人的にはダメ元で乾かすというのもアリかと