雑感

女性ファッション誌編集部へ行ってきました

きのう大手の女性ファッション誌の編集部に行ってきた。そこで働く女性編集者の取材なんだけど、すごく素敵な美しい女性でカッコ良すぎる。石原さとみ扮する女性編集者のドラマのような感じだ

編集部は借りてきた服が山積みされていたり、ゲラが置いてあったりして、ドラマを見るよう。そこで編集部を背景にその編集者を撮るのだけど、実は少し緊張した

どこに行っても、仕事を見られている感じはしないんだけど、ここだけは別。編集に関係し、写真の良し悪しが分かる人たちばかりがいる。なので僕がライトスタンドをドカンと2脚立ててもそれは編集部にとっては日常、同僚らはそのすぐ横を歩いてゆく。だけど新聞社の取材だと分かっているので、横目で僕の仕事をチラ見してゆくのだ

過去の紙面を見せるとすぐにメイン写真のカットが決まる。「ここに文字が入るので、コピースペースを空けて」なんて撮られる編集者も一緒になって考えてくれた

撮影後に

「編集のプロを撮るのは、ある意味緊張します」

と率直に話すと、思わぬ答えが返ってきた

「何でも撮る新聞社カメラマンって興味津々でした」

とのこと

そう、その編集者によると「こういう撮影は●●カメラマンが得意」とカメラマンを日ごろから使い分けていて、オールラウンダーのカメラマンは珍しいという

「昨日はAKBのコンサートを撮って、今日はここに来る前に料亭で料理を撮っていました」

と話すと驚いていた

ファッション誌の場合、編集者ごとにお気に入りカメラマンを呼んできて撮影させる場合が多い。持っている将棋のコマを打つような感じだ。社員カメラマンを雇ってすべてを撮らせれば効率良いんだけど、作風がマンネリ化したり、下手なカメラマンが来てしまったら総ハズレになるので、外部のカメラマンを値踏みするのが良いのだろうなぁ

写真の話で盛り上がってしまい、ファッション誌と新聞の撮影の違いについて意見交換が始まる

「どんな芸能人でも撮影時間は3分くらい、一度ファッション誌のロケのように長時間有名人を撮ってみたい」

と僕がぼやく

編集者は

「何でも撮れるカメラマンなら、とりあえずスケジュールを押さえることができる。」

と本音を語る

そうか、編集者ってチョーカッコよい職業なんだけど、実際はスタッフの予定を押さえたり、裏方の仕事が大変なんだろうなぁ。あげく使えないカメラマンを呼んで上司に怒られたりして、ほんとアルアルです

そう考えながら、現場で撮った画像を見直す。キラキラ輝いていて若い女性なら誰でも憧れるだろうと思う。掲載がたのしみだ

他にどんな撮影が緊張しますか?

芸能人、有名人でも大御所はお付きの人がゾロゾロ10人位ついてきて、やたらプレッシャーがかかります。また戦略的なんだけど、プロダクションをあげて売り出している芸能人なんかは、そこの役員まで登場することもあります。こちらも誠意を見せて、いつもは3灯しか立てないところを、5灯くらいで撮ることも

コロナ禍の撮影で気を付けることは?

近づかずに望遠系のレンズで離れて撮るようにしています。また被写体にマスクを外してもらって撮る場合は、短時間で撮り終えます。1年前の緊急事態宣言下では、マスク姿の掲載基準が決まらず、とりあえずマスクあり、なしの2パターンを撮るときもありました。今はひとり写真の場合はマスクなしで問題ないです。複数人の場合は、距離を広めにして撮ります。ただ、ファッション誌などを見ていると、マスクなしでユニットが肩を寄せ合っているようなカットもあり、業界でも基準はさまざまです

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