よく知るカメラマン・タクマクニヒロさんの主催するグループ写真展に行ってきた。仕事で選挙だ、写真コンクールだとチョー忙しくて、5日(金)にやっと1時間半ほどの時間ができて会社を抜けて行ったけど、会場の案内を見てガクゼン。その前日に「ギターの神様」と言われるミュージシャンを撮った事務所のすぐ横だった。それなら、撮影の後に行けたのに、、、忙しい時は全体のタスクを見渡せないために、こんな非効率なことが起きる
約30名の作品は、波とか光芒とかいわゆる「インスタ映え」する印象派の作品が中心で、若さがあふれ勢いある作品ばかりだ。作品のキャプションとしてインスタのQRコードが付けられていて、その作者の別の作品が見られる
僕は以前にグループ展に付き合った程度で、自分で写真展を開催したこともないけど、写真展の運営をしたことは50回くらいある。データを集めて、プロラボの仕上がりを検品して、キャプションや案内ハガキを作って、なんてことは得意なんだ。でもわざわざ自分の作品を見てもらうために写真展やろうなんて思わない。毎日紙面で写真は見てもらっているから
でもタクマさんの開催した写真展を見て、若い感覚の写真表現を感じた。新聞や雑誌にはとても落とし込めないような、「ボヤっと」した写真ばかりだけど、Webなどの媒体で条件があえばイケている写真もある
この写真展の特徴は作者たちが
「ただの写真愛好家」
ではなくて
「副業カメラマンを目指している」
「プロカメラマンの卵として活動を始めている」
ような人が中心で、作品にも特徴があらわれている。出展者同士の情報交換などもあり、みんな独立するために、もがいている感じがする
こういう作者らの写真を公開する手段としては「インスタ」と「ツイッター」が今は有効で、僕はこれらを見るだけで発信することはしていないけど、フリーカメラマンはSNSを駆使しないと生きていけないだろうなぁ。そういえば、僕は取材対象者を調べる時は、Googleやyahooの画像検索は使わずに、インスタで検索する場合が多い。画像のクオリティが高く撮り方の参考になるからだ。ツイッターは過去に撮った写真の反響などを知るのに助かっている
結局SNSも手段が増えて、フェースブックやブログなどは閲覧に時間がかかるので敬遠されがちだ。そういうSNS世代が雑誌やWeb媒体の編集長などに10年もすればなるのだから、
「SNSは避けて通れない」
というのがタクマさんの写真展から感じたことだ
2000年ころから
「デジタルを使えないとカメラマンとして生きていけない」
とさんざん言われていたけど、約20年かけて銀塩世代は見事に、はじき飛ばされてしまった。次の約20年は
「SNSを使えないとカメラマンとして生きていけない」
ということなんだろうなぁ。新聞はSNSに消極的な面が強いので、そこで生きている僕らは、はじき飛ばされてしまうのだろうなぁ
新聞社でSNSといえば
やっぱ、ツイッターの公式アカウントから催し物や紙面の告知に使われることが多いですね。紙面などに対して「自分はこう思う」的なことは書き込まれないと思います
SNSは好きですか
パソコンは得意ですが、SNSはペットを飼うようなもので、日常の時間をとられるので、昔から消極的です。若い人でもSNS疲れになる人もいるくらいなので、時間がかからないtiktokなどがはやるのでしょうね。新聞や週刊誌が唯一の情報源だった時代が懐かしいです。とはいえ、避けているとカメラマンとして生きられないので、なんとかしがみついています