雑感

ニコンの選択と集中

ニコンからZマウントの100-400㎜が発売予定で買いたくてウズウズしている。この焦点域は遠めの記者会見や舞台撮影に便利だ。現状のFマウントは80-400㎜というのがあるが、設計が古くてキレがボロボロ。仕方ないので多くの同僚はタムロンの100-400㎜を使っている。これは7万円ほどと安く、そこそこキレがある。欠点もあって、暗いところや逆光のシーンでピントが合わないことがあるので、ここ一番には使えない

舞台撮影なんかはニコンで180―400㎜という高価ではあるけどキレキレのレンズがあって、僕はよく使うけど、舞台の全体を撮るときは180㎜側が長すぎて、短いレンズに持ち替える必要がある。なかなか1本のレンズできれいに撮り切れないのだ

そこで「キター」という感じでZマウントの100-400㎜が発売されるわけ。テスト撮りの感じではキレは問題なし。これと1.4倍のテレコンを揃えれば望遠側は無敵だろう。ニコン貧乏の僕としての問題は買値で30万円ほどすること。タムロンの150-600㎜というレンズを持っていて、それを売って資金に充てるか

このレンズの仕様を見ていて、ニコンの大きな方針転換を知った。大々的にアナウンスしていないけど、「しれっ」と重大発表がHPに記されていたのだ

本レンズを装着すると**[メカニカルシャッター]は選択できなくなり**

ニコンの100-400mmはココ

なんとメカニカルシャッターが使えないじゃないか。僕は電子シャッターのみのZ9で使うけど、それ以外のZシリーズはメカニカルが使えないということだ。これじゃスポーツなど動きの速い被写体では使えない

今後Z9に続くカメラはキホン電子シャッター機ということなのか

Z9以前のカメラは「サヨナラ」ということなんだ。近いうちに400㎜が発表されるそうだけど、やっぱり電子シャッターのみ対応なんだろうか

ニコンの「選択と集中」はすごいよね。レフ機の開発は完全にやめちゃうし、Fマウントレンズも発売されない。すべてのリソースはミラーレス機とZレンズに振り分けられているのだと思う。この改革を早めにやってりゃミラーレスで出遅れることなかったのだけど、追い込まれて慌てて変化するというのがニコンなんだよね

「集中」の部分では素晴らしいZレンズが次々に発売され、1本も失敗と思えるものがない。それもソニーよりも安くて高性能なものが多いので、そのうちZレンズを使いたいのでニコンの戻るというカメラマンも出てくるだろう

「選択」という部分では、入門機のレフ機を切り捨てたことか。D5600なんかは安くて良く写るので売れていたのだけど、おそらくタイの工場の生産能力の関係でバッサリ切り捨てたのだろう。実はこのクラス、意外と売れているのだけど「ミラーレスにまい進します!」という決意なのだろうなぁ

現状を考えると、早めに古いレフ機の機材は処分するのが正解だと思う。性能は低いし、機械部分が多いので壊れやすい。そのうち修理できなくなり、できても修理費がバカ高くなるかも知れない

使わないカメラは直ぐに処分しましょう。選択から外れた道具は防湿庫に寝かせているとゴミになるだけなので

100-400ミリよく使いますか

F5.6くらいの暗いレンズが多いので昔は使いづらかったのですが、最近のボディは暗くてもピントが合うので、室内スポーツなどでも十分使えます。逆に単玉のレンズ、特に300㎜F2.8、500㎜F4は出番がなくなりましたね。メーカーもこのへんの単玉の開発計画は悩ましいところです。商売になりませんから

ミラーレスが増え、またカメラが売れますね

カメラがスマホに変わってしまい、わざわざカメラを買って撮る人も少なくなる傾向です。直近はミラーレスの買い替え需要もあるでしょうけど、そのあとはまたカメラが売れなくなると思います。その中で生き残るには富士フイルムが目指しているような、プロやハイアマチュアを対象としたカメラづくりでしょう

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