雑感

写真コンクールは男子が強い?

写真コンクールで審査をしていると、

「男子の応募者がやたら入選するねぇ」

と感じることがある

それはテーマにもよるけどね。ちょっとググって挙げてみると

「多摩モノレール写真コンクール」
「『愛犬と過ごすおうち時間』フォトコンテスト」

このふたつだとどちらが男子に有利か分かるかなぁ
「多摩モノレール・・」が圧倒的に男子有利なんだ。実際、過去の入選者を見ると上位は男子が独占、下位に少しだけ女性の名前が、、、僕らも審査の時に男女のバランスを考えるけど同じことだね

「女子が1点も入らないのはまずい!」

という審査員の声が聞こえてきそうだ
多摩モノレール写真コンクール

僕の推測なんだけど、「多摩モノレール・・」はテーマ性が高く、入賞作品を見ると

夕日を走るモノレールのシルエットを望遠で
桜の隙間にモノレール

などが入選している。

入選するためには

通りそうな写真の事前調査

撮影ポイント、時間の調査

撮影機材の選定

作品プリント

という流れだけど、男子はこういう作業の計画が得意。これって仕事の延長なんだよね。

上司にテーマを与えられる

段取りを考える

結果を出して評価をもらう

なんだかこの流れに似ていませんか? 僕の仕事もそうなんだけど、いつもこんな流れの繰り返し

写真コンクールは定年後の写真愛好家が応募することが多く、趣味なのに男子は無意識に仕事を再現しているのだとおもう。「楽しむ」という部分から離れ、ちょっと切ないけど、長年しみついたクセは抜けないよねぇ

一方『愛犬と過ごす・・・』は結果をみると女性入賞者が多い。これは段取りというよりは、その場で犬が

「ワ~かわいい」

で感性の赴くままに撮れば良いので、そういうのは女子が強いというわけ。予定通りに犬は動いてくれないものね。また公園に愛犬連れの人がいても、ひるまず声かけできるのは女子の強みでもある
愛犬と過ごすおうち時間

多くの写真コンクールは段取りが大事なので、どちらかというと男子に有利

でも男子にも弱点があって、撮影ツアーで空き時間ができ、公園で「何でも自由に撮ってみよう」ということしたけど、段取り不要の場面で男子は右往左往。超ベテランと呼ばれる男子も「えっ?」と思うような普通の写真しか撮れなかった

逆に女子たちは、気軽に声掛けをして面白い場面を連発、警戒されずすぐに周りの人と仲良くなれるのは強みだなぁ

要するに「職業性の強い撮影」は男子向き、「作家性の強い撮影」は女子向きということなんだろうなぁ

女子向きのコンクールってなぜ少ない?

主催者やスポンサーの最終決断をする担当者がどうしても年配の男性になるので思考回路が同じなんでしょうね。例えばSNS主体のコンクールを行っても、審査の時は大御所の写真家などの意向でプリントした作品をテーブルに並べたりすることが多いですね。また女性目線で審査できる50代以降の有名な女性写真家が少ないのも影響しているでしょうね

作品返却

 昔は自宅でプリントが難しく、コンクールといえば「銀塩プリント」が定番でした。そのころよくあったのが「応募作品の返却」というやつで、返信用封筒を同封すれば、貴重なプリントが返送されるというもの。応募者からすると、落ちた作品を集めて別のコンクールに応募することができる  審査員から見ると、別で落ちたようなヨレヨレの作品が送られてくるので、審査する前から「在庫一掃セールか?」という目線になってしまう。やっぱり、プリントしたばかりのピカピカの作品のほうが審査員の印象もよくなります  また返却は大変なので予備審査の時点で返却封筒に戻してしまうことも多い。同じレベルの作品があれば、どうしても返却不要を残す傾向が出る  それらを考えると返却希望しないほうが、入選確率が高いような気がしますね。まあ、本当に良い作品は関係ないかも知れないけど

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