ニコンZ9を使い始めてちょうど半年、ようやく慣れて撮影結果はレフ機のD850を完全に超えるようになった。「慣れに時間がかかるなぁ」というのが僕の印象。偉そうにいうと、レフ機にこだわるカメラマンは出遅れていると思う。とくにフリーランスは早く乗り換えないと仕事が確実に減ってくるだろうね。今回はこの半年間で感じたミラーレスのメリットを語るね
メリット1 「無音撮影できる」
舞台やコンサートの撮影だといまや「無音撮影」が常識。ゴルフなんかも同様だ。またインタビュー撮影なんかも神経質な人は、無音、フラッシュなしで取材条件をだす場合がある。先日も中学校の授業の撮影があって、無音撮影したなぁ。ミラーレスが増えて、レフ機の騒音は排除されつつある
メリット2 「結果をEVF確認できる」
ポートレートなどは結果をEVFで確認しながら撮影するのが当たり前。露出はもちろん、目つぶりなどが撮りながらわかる。レフ機は背面液晶で確認できるけど、その数秒が撮影の流れを断ち切ってしまう。また舞台などの暗い観客席だと背面液晶が使えない
半年ほど前に、人間国宝の歌舞伎舞台の暗闇シーンで、観客がスマホの画面を点灯させ、舞台を30秒ほど止めてしまう事件が発生!。舞台カメラマンが背面液晶で同様のことをやったら出入り禁止だろうねぇ
メリット3 「瞳AFが超絶」
Z9の画面の端まで瞳を追い続けるAFに慣れてしまうと、レフ機には戻れないなぁ。その機能を生かして、僕はノーファインダーで撮ることがある。モデルさんなら問題ないけど、一般人はファインダー越しに構えて自然な笑みを要求してもできない。そこで瞳AFにたよって世間話をしながら胸のあたりにカメラを構えてシャッターを切るのだ。威圧感はなくなりごく自然な表情が撮れる
また、最近気づいたけど、瞳AFって本当に瞳だけ狙ってAFを合わせるみたい。先日70―200ミリのF2.8開放絞りでメガネの人を撮ったけど、メガネのフレームじゃなく形を認識してホント瞳にピントを合わせるのだねぇ。これくらいのピント差なら気づかない人もいるけど「うーん超絶!」。これは人間にはできない。ちなみに瞳AFをオフにして一点AFで同じ場面を撮ってみたけど、やはりメガネフレームにピントが合った
ミラーレス機の弱点として1点AFの反応では、まだレフ機には勝てないけど、それを克服する作戦がちょっとわかってきた
「絞りを開けること」
がポイント。これはまだ気づいている人は少ないと思う。例えば70-200mmF2.8のレンズを使い、F2.8とF5.6で撮り比べると、明らかにF2.8の方がAFの反応が良い。ニコンのミラーレスはF5.6だとそのまま絞った状態でAFを測距するからだ。要するに明るいレンズなのに、わざわざ暗いレンズのように絞ってAFが動くのだよね。これじゃ反応が良いはずない。ちなみにレフ機だといつでもF2.8の開放絞りでAFを測距する
「それじゃ開放測距すれば?」
と思うかも知れないけど、強い光をそのまま入れると長時間光がセンサーに当たるため「センサー焼け」するので、単純な話でもないらしい
「気づき」の多いミラーレス機。それも使わないと気づかない。あと5年以上写真を撮るつもりの人は早く乗り換えた方が良いと思うよ
ライブ撮影行ってきます
来週なんだけど、通っていた写真の学校でライブ撮影のワークショップがあり申し込んだ。実際にライブハウスに行って先生に教わりながら撮影するというもの。ゲネプロでいろんなステージを撮ったことあるけど、本番ステージで撮るのは確かAKBのステージ撮影以来2度目だ。先生は専門にステージを撮っているみたいなので、作法なんかがわかって勉強になると思う。とりあえず、「耳栓」「カメラの時間合わせ」「全身真っ黒な服装」は押さえて研修に行くとするか
レンズが買えない!
Zマウントの100-400mmを注文したけど、数か月待ちという大変なことになっているらしい。ニコンさんに借りて撮ってみたら意外とよく写るので買う気になったのだ。こうなるなら早くに注文するのだったと反省している。仕方ないのでテレコンを頼んだらこれも数か月待ちとのこと。みんな考えることは同じだなぁ