雑感

地上波がオワコンと言われるワケ

 新聞業界は発行部数が右下がりで減り続け、とても苦しい状況。特にここ数年スマホをみんなが持ち出し、「ネットニュース」「電子書籍」が当たり前、電車で紙の新聞を読んでいる人なんて僕くらいだ

 ここ2-3年は、「ユーチューブ」などに読者を取られていると思う。データ通信料も安くなり、知りたいことをスマホ動画で知る時代になった。この流れはしばらく続くだろうね

新聞は20年くらいかけて、ダラダラと部数を減らした。でもその間に活字を並べる必要がなくなったり、デジカメで新聞製作が効率化されたりして、かなりダイエットに成功した面もある。僕の会社の社員数だって入社したころの半分ほどになり、なんとか耐えている感じ

苦しいのは新聞だけじゃない。地上波のテレビ局が特にヤバイ。変化が急で「ユーチューブ」にここ数年で完全に視聴者を奪われ、「突然死」状態。ちょうど10年前に地上波の電波塔である東京スカイツリーが開業したころはまだ勢いがあったけど、「ユーチューブ」をはじめ「Netflix (ネットフリックス)」などのデジタル配信番組がフツーになった現在、地上波は誰も見ないでしょ

地上波は見たい番組を視聴者が選べないのも良く無いなぁ。番組が時系列で流れるだけなので、新聞のように「経済を知りたい」とおもって経済面に飛ぶこともできない

例えば、

「最新の中東情勢が知りたい」

なんて思っても、放送されるのを待つしかないものね。運よく放送があっても、ひとつの視点からの放送なので役に立たないんだ。「ユーチューブ」だと深掘りしたいろんな視点の動画が選べる

ちなみにドバイに世界一高い高層ビルの「ブルジュ・ハリファ」ってあるけど、ずっと僕はオイルマネーで建てた「金満タワー」だと思っていた。けれど「ユーチューブ」で調べるとドバイって原油がほとんど出なくて、観光でお金を呼び込んでいるらしい。知らなかったというか地上波放送じゃ分からないネタだ

最近の地上波は番組制作費も少なく、面白いユーチューブ動画を映し出して、ひな壇芸人が気の利いたコメントで笑わせる。これは事実上の敗北宣言でしょ。まあ、地上波が勝てるとすれば、総合力が必要なニュースやスポーツの生放送ということか。それも将棋なんかはニコニコ動画で十分と思うので難しいなぁ

先日、配信番組のドラマ制作発表会があり豪華なこと。今や制作費は番組配信会社のほうが上。また、外資系の会社が多いので、労働条件がしっかりしていて、深夜にまで収録が延びることもないらしい

取材した配信番組では数週間の海外ロケなんかもあり、出演者同士がとても仲の良いこと。ゆったりとした環境で収録ができたのだろうなぁ。それでもってギャラが良いというのだから有名俳優がそちらに流れるわけだ

地上波のテレビ局はオワコンと言われても、これまで蓄えた内部留保があるので、ビルの賃貸を行うとか、美術展を行うとか、別の道をさぐるしかないよね

僕が社会人になったころ、在京テレビ局はキラキラしていて入社試験も難しかった記憶がある。そのころテレビを超えるコンテンツなんて想像もできなかったわけで、「ネット文化」というゲームチェンジャーが現れてすべてが変わってしまったね。個人的にはカラーテレビにワクワクしていたころが、ちょうど良いのだけど、、、、、

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