道具

Zマウント100-400mmがやってきた

 前々回にちょっと触れたけど、3か月くらい前に注文したニコンの最新レンズZ100-400mmが届き、バシバシ使っている。F5.6と少し暗いレンズだけど、ピントは人間の目で見えるものならZ9も問題なく追いかけてくれる。AFの速度も速い。これまで舞台やスポーツでは180-400mmF4を使ってきたけど、大砲のようにデカく重さも3500gほどある。それと比べると100―400mmは1400gしか無いので楽だ

ニコンZ100-400mm

レンズの解像力はキレキレで文句なし。同じ焦点域で仕方なく使ってきたタムロンの100-400mmと比べると雲泥の差だ。やっぱZマウント規格の優位性は大きいと思う

このレンズで野鳥やヒコーキなど「飛びモノ」を撮る人が多いと思うけど、舞台などにも最適なレンズだ。100mm側で舞台全体、縦位置400mmで俳優さんの全身写真が撮れる。ということは1台のカメラで済むので後処理の時間も短縮できる

それにしても解像力の高い400mmの望遠レンズが30万円ちょっとで買えるのだから、プロでさえもこれ以上の高額レンズは不要なんじゃないかな。最近発売されたZ400mmF2.8なんて安くても160万円くらいする。これだけの機材費を償却できるプロは少ないと思う。しかもネット媒体中心の撮影が増えているので、10万円のレンズと160万円のレンズの違いがほぼ無いという事実もある

昔は暗いレンズだとAFが効かなかったり、合焦速度が遅かったり問題あったけど、今のミラーレスのボディは暗いところでもピントが合いやすい。おまけに光学ファインダーのように暗くて見えないということも無いので、ホント明るいレンズが売れないのだよねぇ。フジヤカメラに行くと、200万円ほどする800mmF5.6が中古で80万円くらいで大量にタタキ売りされている。新発売で軽量のZマウント800mmF6.3を買うためにみんな売りに出しているのだ。「暗くても、軽くて安い高性能レンズ」というのが流れなんだなぁ。ホント、ゴツイ機材を持って動き回るプロの世界がどんどん狭まっている気がする。ちょっとした写真ならiPhone14でも十分撮れるものね

最後に重大な欠点を発見。レンズの台座だけど、70-200mmの台座と形状が似ていて、実は互換性が無いということ。100-400mmの台座を70-200mmにはめるとピッタリ収まるのにロックが効かない。知らずに使うと「レンズの脱落事故」につながると思う

恐ろしいなぁ。地面に落ちて破損するくらいなら仕方ないけど、2階席からの撮影で脱落して、下階席の観客が大けがなんて考えられる。ニコンさんの製造責任はないのかなぁ

特に70-200mmと100-400mmは併用して使うことが多く、台座から外してレンズ交換する人もいるはず。まだ問題になっていないけどニコンに報告しておこう。設計者は現場で台座が混ざってしまうなんて事態を想定していないのだと思う

ロックピンの穴の大きさが違うのでサイズは同じでも互換性がない

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