ごめん、キャッチーな見出しで。ホントに9月末で会社をやめました。新聞社の報道カメラマンといってもサラリーマンで定年があるわけ。60歳でフツーの「定年退職」が来ただけの話。辞める前って書類の手続きがあったり、引継ぎがあったりで想定外に忙しく、何もする余裕がなかった。そのうち本ブログのプロフィールも更新するからね
世間の例にもれず僕のいた会社も、希望すれば65歳まで働ける。ひょっとすれば政府の進める高齢者の雇用促進でさらに70歳まで延長されるかも知れない
先輩を見ていると80%くらいが延長して65歳まで働いている。あとの20%は辞めてのんびりしているみたい
「じゃあ延長すれば」と思うかも知れないけど、これがビミョウ。まず、年収が激減して4分の1くらいになってしまう。それでもアルバイト年収よりも少し良いのでみんな延長するのだけどね
問題は仕事の内容。撮影だけの毎日なら楽しいけどね。しかし僕はオールラウンダーかつ断れない性格なので、撮影以外の事務仕事をたくさんかかえている。上司にも「辞めないでくれ」と留意されたけど、さすがに給料が激減するのに、同じ仕事量というのはねぇ。
「それならフリーランスカメラマンになるか」
と、僕はきっぱりと会社を飛び出してしまった。カメラマンの良いところは技術さえあれば、次の日から仕事ができるということ。たとえば専門性の高い事務の仕事だったら、引継ぎがあって現場研修があって1か月くらいかけて慣れる感じだろうけど
辞めてしまって
「良い会社だったなぁ」
とつくづく思う
なにより社論と僕の考えのベクトルがあっていたし、斜陽と言われる新聞社の中でもリストラがキホンなかった。出張経費を下げろとか新しい機材を買ってくれないとかあったけど、個人の生活をおびやかすものじゃなかった
9月30日が最終出社日だったけど、大きな花束をもらって同僚カメラマンが盛大に送り出してくれた。社内を回らなくても、たくさんの記者があいさつに来てくれたりもした。夜はコロナ禍だけど、親密だったカメラマン数名とお食事会。これも楽しかったなぁ。
すこし「昭和」な感じだけど、フツーに送別できるのは良い会社なのだろうなぁ
今後だけど、一番の問題は
「何も準備していない」
ということに尽きると思う。これまでは記者が取材のアポを取って、そこへ撮影に行くだけの毎日。寝ていてもシゴトがわいてくる
できれば雑誌や広告の仕事をしたいと思っているけど、知り合いもほとんどいない。どうして仕事を取るかも分からない。とりあえず失業保険をもらいながら、考えるしかないなぁ。これまでの写真のポートフォリオを編集者に見せて営業する作戦もあるけど、コロナ禍で会ってもくれないみたい。道のりは遠いなぁ
シゴトの多い七五三や結婚式を撮って日銭をかせぐ手もあるけど、それは副業カメラマンに任せて、僕のスキルを活かせる分野で勝負したいと思う
第一希望は女性誌関連の撮影だけど、気が付くと料理や美術などの専門になっているかも知れないなぁ。なんでも撮れるところが僕の強みだけど、スポーツと風景だけは撮らないと思う。スタジオなど室内の撮影が向いていると思うので