僕は神戸市生まれ。1987年に就職で上京した。当時は日本の高度経済成長がピークアウト直前だったので、まだ景気も良く、どの会社も本社を東京に移す動きがあった。潮目を感じて僕も東京で勝負しようと思ったわけだけど、そんな奴は変わり者で、当時も今も地元志向は強い。高校の卒業生名簿を見ると90%くらいが神戸市を中心に残り、あとは全国に散らばっている感じだ。ガチ、東京で働いているのはたぶん1%未満だろう。地元で集まり楽しくしている話を聞くとちょっとうらやましい
ただ、東京で就職しても、新聞社はお決まりの地方転勤などもあり、僕は上京してから8回も引っ越している。まあフツウだと思う。だけど子供のいる女性カメラマンなどは地方勤務なんて難しいので、社内の広報部だとか人事部だとかに2年ぐらい異動して、転勤にカウントしてもらうこともある。そういう温情ある良い会社だったなぁ
この時期、高校、中学の友人から年賀状をいただくけど、多くは40年くらい住所が変わっていないのだよね。学生時代からその人だけは時が止まっているような、、、僕なんかまた9月にも都内に引っ越したばかりで、年賀状には「また引っ越しました」というお決まりのコトバが。その前は介護の問題などで関西圏に行くことが多く、7年間も新幹線の新横浜駅の近くに住んでいた
これだけ引っ越しが続くと、「荷物が少なく」「引っ越しやすい荷物」に体制が整ってくる。例えば、段ボール箱、僕の家にはほとんど無い。その替わりに「引き出しボックス」がたくさんあって、引っ越しの際はそのボックスごと新居に移動するわけだ。パソコン関係も引っ越しやすいノートパソコンしかない。なので引っ越しの準備も2日間ほどあれば十分だ
引き出しボックスも大きくなると引っ越し業者が持てないので、奥行き50cmの小さなボックスでそろえている。引っ越しの際は、ボックスに番号を振って、新居の決められた場所に番号を見ながら積み上げるだけ。ボックス番号さえ分かれば必要なものがすぐ見つかる。引っ越した後に「歯ブラシが無い!」「飲まなきゃならない薬が不明」「高価な腕時計がどこ行った」なんてことはよくあるけど僕には無縁だ

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神戸市の実家に帰ると、そこは60年くらい住んでいるので、モノが多くてビックリする。不要なものはバンバン捨てりゃ良いのに、年を重ねるごとに、片付けが億劫になり捨てられないという。引っ越しが多いのもどうかと思うけど、荷物整理の点では引っ越しも悪くないなぁ
以前、三弦の人間国宝の先生を撮影した時、二人暮らしなのに引っ越しで荷物がトラック6台分もあったと言っていたなぁ。僕はいつもトラック1台なので少ない方だと思うけど、もっと減らしたいと思っている
映画「おくりびと」のエンドロールのように段ボール2個だけ遺して最期を迎えるのは悪くない。カメラ2台とレンズ5本とパソコン1台と、、、十分入るよね。撮影データなんかクラウドに保存しているけど、その後どうなるのかなぁ。深く考えたこともないけど
ファームアップ
機材がデジタル化して便利になったけど、ファームアップが大変! 正月の2日は周りが閑散とした事務所に行って一気にカメラ、レンズ、ストロボなどのファームアップをした。profotoのストロボは手順が分かりにくく、失敗したら修理が高価だと聞くので慎重に行う