また「ニコン貧乏」になってしまった。周りのカメラマンが絶賛する「ニコン Z 50mmF1.2」のレンズを買ってしまったのだ。僕としては買わないつもりだったけど、ちょうど始まったニコンのキャッシュバックキャンペーンに背中を押されてしまった。とはいえ市場価格で27万円、2万円のキャッシュバックを入れても実質25万円の高い買い物だ
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ニコンはこれから値上げするというウワサもあるので「買うなら今しかない」と自分に言い聞かせることにしよう
僕は昔から50mmという画角が苦手で、人物写真ではほとんど使ってこなかった。スタジオ撮影でも70-200mmを持つことが多く、またコロナ以降は被写体に近づかないのが礼儀みたいになったので、なおさら50mmの画角で撮ることは少なくなった
なぜ僕が欲しくなったか分かるかな? それはファッション誌のロケ撮影で50mmF1.2が大流行しているからなんだ。モデルさんの全身を入れてF1.2で撮ると背景がなだらかにボケる。望遠レンズによる背景ボケは昔からあったけど背景がシンプルになりすぎて周りの雰囲気がでない。これが50mmだと背景がたくさん写り込み臨場感がでるのだ
以前から50mmF1.2ってあったけど、昔のレンズは開放で撮るとピントがゆるゆるで使い物にならなかった
これがミラーレスになり、レンズの性能は上がり、瞳AFも正確になったので、十分開放で使えるようになったのだ
実際撮影テストで使ってみると「おそろしくシャープで柔らかい背景ボケ」で大満足だ。ニコンは他社と比べて重くデカイけど、「写りのためなら他を犠牲にしても仕方ない」という考えなんだろう。まあ業務で使うことが多いだろうから、正解なのかも知れないなぁ
参考に以前からもってるFマウント50mmF1.8の撮影画像。見れば違いは一目瞭然だ
Fマウント50mmF1.8、ゆるすぎて使い物にならない
Zマウント50mmF1.2、開放値が小さいのにこちらの方がキレキレただ問題も発生! ひとつは僕が85mmに慣れすぎているので、被写体に踏み込んでシャッターを切れていないこと。テスト画像を見ると、あと2歩くらい近づかないとダメだね
寄りの足りないテスト撮影。顔いっぱいまで寄らないとダメだもうひとつは画角の関係で背景紙が足りずに見切れてしまうこと。当然被写体と背景紙の距離を狭める必要があるわけだけど、狭いとバックライトの制御が難しくなる。スタジオでも自然光のハウススタジオが50mmは向いているね
50mmを買ってから1週間後くらいに(悪い?)ニュースが飛び込んできた。85mmF1.2の発売がアナウンスされたのだ。そっか、85mmが出れば50mmが売れなくなるのでその前のキャッシュバックだったのだ。僕としては85mmも欲しいけど、まぁ今使っている85mmF1.8も悪くないので物欲を抑えながら当面は様子見だ。30万円以上すると言われているので、買えば「ニコン貧乏」を通り越して「ニコン破産」だろうなぁ
新旧比較、Z50mmF1.2(奥)のデカさが分かる