雑感

青色申告に悶絶(もんぜつ)

「やったー」

確定申告が終わった。早くやれば良いのだけど、いつも3月15日締め切りにめがけて滑り込む感じだ。少しばかりの家賃収入があったり、原稿料があったりして大学生時代から35年ほどずっと確定申告している

大学生が必要かって? これが申告した方がお得な場合が多い。例えば僕は大学のころの年間収入が30万円くらいあった。年収の10%の3万円を源泉徴収され手取りは27万円だけど、確定申告すればその3万円を取り戻せるのだ。これって面倒なのでスルーする人が大半だけど、大学生で3万円はデカいでしょ。僕はひるまず申告していたわけ

これに似たヒドイ話があって「懸賞金の源泉徴収もんだい」がある
10年ほど前、写真コンクールの担当をしていたころ、会社の経理担当から

「コンクールの賞金は源泉徴収してください」

と言われた。これまでは徴収せずまるごと贈っていたのに、お上のルールが変わったのだ

コンクール高校生部門の1位には20万円の賞金を贈っていたけど、2万円源泉徴収して18万円を渡すということ。バイトしていない普通の高校生なら確定申告で2万円は戻ってくるけど、そもそも「高校生が税務署に行かないでしょ」という予測でルールが作られている。徴収された2万円はチャリンチャリンと税収の沼に吸い込まれてゆく。国税庁つまり親方の財務省が思いついた税収増の裏技だと思う。役人って賢いね

その賢い役人が作ったe-Tax(イータックス)という税金の電子納税システムを使って今回から確定申請することにしたけど、、、

昨年末にカメラマンとして晴れて個人事業主になったので、個人事業の収支を記した「青色申告書」というのも作成して提出する必要がある。最初国税庁のHPから作成しe-Taxにトライしたけどこれがチョー難しくお手上げ。仕方ないので「弥生会計」というお助けソフトを買って、経費のレシートをスマホでスキャンし、対話形式で入力すれば1週間くらいで書類作成が終わった。電子申請も「弥生会計」の画面から指示するとe-Taxに接続して申請してくれる。やはり民間で売り上げNo.1のソフトは違う

うーんウハウハに儲かれば、10万円くらい払って税理士に頼むのにね。脱線するけど取材で撮影した多くの料理研究家は税理士に頼んでいると言っていた。手間が楽になると同時に「脱税していません」という証にもなるしね。僕もそうだけど、脱税で社会的信用を失うと試合終了だからね

今回青色申告を行って、個人事業主のメリットがよーく分かった。特に「開業費」がスゴイ。フリーカメラマンだと開業にあたっての、カメラ機材、パソコンなど掛かった費用のすべてが「開業費」というのに計上できる。僕のようにサラリーマンから個人事業主になった場合のメリットは大きい

例えばカメラマンの一般的な例を挙げると

退職するまでの給与収入 800万円
開業費         200万円

だとすると

800万円―200万円=600万円

と大きく収入が減額され、ザックリだけど所得税と住民税を合わせて40万円ほど節税になるのかな。まあ開業にお金がかかるのは変わらないけどね

開業費の計上は起業の5年ほど前の経費までOKだそうだから、起業前はチマチマ領収書を溜め込むと良いね。開業後の経費の使い方も自由で、例えば事業が軌道に乗り、ものすごく売り上げがあった年は、年末に高い機材を買って利益を下げるというカメラマンも知っている

あまり利益を下げすぎると年収の面で社会的信用も下がり、ローンが組めなかったり、カードが作れなくなったりするので、注意が必要と言っていたけどね

個人事業主になって良かったことは、サラリーマンだと知らないまま終わっていたことが必要に迫られ勉強できることかな。確定申告もそのひとつだけど、営業の仕方とかクライアントの接し方とか、メンタルの保ち方など「てんこ盛り」

このノウハウはブログに書くか、ZOOMなどで相談を受け付けるなど後進にアドバイスできる。ポイントをメモっておいて仕事が落ち着いたらアクションを起こしたいと思った。定年の翌年に税金で苦しむ先輩たちを見てきたけど、アドバイスはいろいろあるなぁ。これもノリだけで個人事業主になった今の僕だから言えることだけどね

防衛省







夕暮れ時、市谷にある防衛省の「防衛省」と書かれた看板を撮りに行ったら、退庁時には看板の横に警備員がいて撮れないことが判明。土日に出直すしかないですね

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