最近、フォトショップにAIをつかった画像生成機能が実装された。たとえば、被写体をカツカツに撮ってしまい、雑誌で空白部分に文字をはめ込めないことがある。作例だと左写真のグレー部分をフォトショップで塗りつぶせば簡単に右写真になる。カーテンのような単調な背景ならチョー簡単

次の写真左は足が切れているけど、AIさまの塗り足しを行えば、写真右のように曲げたヒザまで描いてくれる。恐ろしいね、これ見て違和感を感じる人はいないと思う
ヒザを塗り足してくれる次の写真左は右部分に空きの空間がある。そこに「高層マンションを入れろ!」とAIさまにお願いすれば違和感の無い高層マンションを生成してくれる。見上げる画角なのでそれに合わせマンションもパースを付けている。よーく見るとマンションの窓に青空が映り込んでいる。恐るべし
拡大して窓の映り込みに注目映り込みに感動し、モデルの横に大きな鏡を生成させた。映り込んだ位置関係、なびく髪などおおむね合っている。なんと手で隠れたのど元あたりも描かれている。顔の描写に違和感あるけど近い将来カンペキになるだろうね
映り込みが凄すぎるこうやってAI機能を試してみると3時間位あっという間に過ぎる。ただカメラマンの僕としては、今後どのようにAIさまと付き合って行くかが大問題
新聞社だと
単純な背景を塗り足す OK
電柱、非常口のランプなどを消す NG
芸能人のホクロを消す NG
(芸能事務所の強い要望で消すことも)
こんな感じで事実と異なる補正は一切ダメとなっている。ウソのない信頼される紙面こそ命なのだ。ホクロを消す場合は不本意だけど、なにか問題あれば芸能事務所の責任という流れだ
雑誌などでは新聞と違ってちょっとゆるい傾向で、必要ならば背景の電柱、ホクロなどを消すこともある。AIさまを使えば何でも生成できるから歯止めが必要だなぁ。そのうち「細くする」「胸を大きくする」なんて芸能事務所が言い出したらどこまで応えるのだろうね
AIさまの影が忍び寄る状況だけど、雑誌、新聞はリアルな人物などを撮る必要があるので、カメラマンの需要はそんなに減らないと思う。ただピクスタなどの写真の販売サイトでモデルの写真を販売していたカメラマンなんて販売量は激減するだろうね。これまではモデルさんにギャラを払って、著作権・肖像権フリーの画像を販売していたわけだけど、今後はAIさまが生成した無料画像を使えば良いのだから。年間数千万円の売上があるカメラマンもいるみたいだけど、一気に100万円とかに減ってしまうかも
それとモデル自身も明暗が分かれるだろうね。言い方が悪いけど、ただのモデルさんならAIさまで十分。今後は、えなこさん、中条あやみさんみたいにキャラが立っていないと生き残れないと思う
今後カメラマンなら目を見開いてAIさまに向かい合うべきだろう。そのうち将棋のように共存体制ができあがり「AI超えのカメラマン」なんて出てきたりして