写真

人気商売

先日、作品撮りを行った。今回は男性モデル1名、ヘアメイク1名、それと僕の合計3名のキャスティング。昨年の春先にも2度男性モデルで作品撮りをしたことがあったけど、半年以上の間が空いてしまったため、別の世界観で再度撮影を行うことにした

目的は主に「雑誌編集者に見せてアピールする」こと。仕事の依頼がしばらく来ていない人に「また作品撮りしました。良かったら見てください」と送れば、僕を思い出して仕事がすぐに来ることもある。スタジオ代など合わせ1回あたり10万円近くかかるけど必要経費だね

キャスティングで重要なのは「ケチらないこと!」。知り合いのちょいカッコよい人や、ヘアメイクの見習いに声かければかなり安くで済むけど、どうしても仲良しで作った「写真学校の卒業ポートフォリオ」みたいな感じになる

作品撮りはモデル選びが難しい。雑誌に出てくるようなモデルをオファーしても、モデル事務所は僕のような弱小カメラマンには冷たい。例えばそのモデルが僕の事務所のHPに出ていたら、価値が下がるからね。パリコレのモデルが近所のスーパーのチラシに載るようなもの、ありえないでしょ。先輩カメラマンに聞いたら昔はお金さえ出せば撮影に応じたそうだけどブランディングが重要な今ではムリみたいだね

なので、モデル事務所のHPから、これから売れそうなモデルを選ぶことになる。よーく探せばダイアモンドの原石のようなモデルを探せることもあり、その出会いが楽しみだっりもする

今回のモデルは何も言わなくてもいろんなポージングを行ってくれるので撮影はスムーズだった。まあ、僕の責任なのだけど、撮影の手順書を作っていても、見落として撮っていなかったり、後からコマを見ると「なんでこっちから撮るの!」というようなミスの連続で、毎回反省点が多い。芸能人を撮る時のほうが反省点は少ないね。出来上がった現場に立ってもらい撮るだけなので

最後に、モデルさん、ヘアメイクさんのギャラの話。どちらも駆け出しの頃は、ホント交通費に毛が生えたようなギャラしかもらえないという嘆きの声もある。「え?そんなのじゃ食べて行けない」と思うかも知れないけど現実の話。最初はバイトをしながら食べて行くのが普通みたいだ。そうやって経験を積み仕事を増やすピラミッド構造みたいだね

番宣でよく見るヘアメイクさんは頂点にいる人ばかりなんだねぇ。撮影の合間にすぐにセット直しに入って、撮影時間を削られる僕としてはウザい。けれど、懸命に働きアピールするヘアメイクさんの事情もわかるので「グッ」とこらえることにしている。カメラマンもそうだけど「人気商売」というのは売れるまでが難しいねぇ

やっぱり凄いぞ profoto B10X

トップの写真はこの作品撮りでの一コマ。夜の撮影だけど外にprofotoのモノブロックストロボB10Xを設置。フル発光させ太陽光のような光線加減を再現させた。これだと天気や光線の角度などを気にせずに撮れる。LEDを使う人が増えているけどモノブロックでしか撮れない画はまだまだ存在する

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