これまでアクメ(米国)というファッショナブルな万年筆を使っていた。確か10年ほど前、新丸ビルの直営店で6000円ほどだったと思うけど、今ネットで見ると1万5千円ほど、円安の影響はハンパないね。日本人から見るとなんでも高くなっている。おかげで、これまで13回も行ったハワイも、高すぎて行けない
そのアクメの万年筆もペン先がすり減ったのか、書くと引っかるようになり、買い替えることにした
使い込まれたアクメ書きものは、もっぱらパソコン派なので万年筆の出番は少ないけど、気合をいれてアイデアを書き留める時とか、郵送物の宛名を書く時とかに出番がある。会社員時代は万年筆マニアの大先輩がたくさんいたけど、特にそういう輪に入ることはなく、必要に迫られて使ってきた感じだ
僕は普段の字はあまりキレイじゃないけど、高校時代に写真部と兼部して書道部にも席を置いたことがあるので、作品用の「隷書(れいしょ)」「木簡(もっかん)」など、変な文字が書ける。意外と万年筆とは相性が良いと思う
万年筆派の知り合いに聞いたら、ペリカンのスーベレーンM400というのが良いらしい。その人はシゴトで万年筆を使っていて、50本ほど消費した結果、ペリカンのM400にたどり着いたという。筋金入りの万年筆派だ
アマゾンで5万円近くして「どうしよう?」と思っていたところ、ヤフーショッピングのセールで、なんと3万円。真夜中に興奮しながらポチって、しばらく寝られなくなった
届いたペリカン スーベレーンM400
ペン先は14金使ってみると「意外と軽量」「かすれない」と良い感じ。太さはMサイズなんだけど、意外に太く、「太字」を選ばなくて良かった。さっそく文字を書いてみたけど、書くのが楽しくなるね
このペリカンはインクをペン先から吸い上げるタイプで、カートリッジが不要なので維持費が抑えられるという点もオススメだね
あとペリカンと言えば、なぜかカメラケースを販売していて、強靭で機材を守るケースが有名だ。重いので運搬が大変になるので僕には無縁だけどね。大量の機材を必要とするカメラクルーなんかはペリカンをよく使っている。ただしテレビの凋落とともに、そういう需要も減り、機材もコンパクト化の流れなので、ペリカンのケースは時代に合っていないかも知れないね。代わりに需要が安定している万年筆でがんばって欲しいなあ
最後にネット中心の時代、手書きは希少で、写真家の故・管洋志先生が万年筆とかで手紙をくれたのを思い出した。管先生の手紙は紙いっぱい使って例えば「写真最高!、ありがとう」くらいにシンプルな内容だけどインパクトたっぷり。多分クライアントが読めば「次も依頼したいなぁ」と思うに違いない。それくらい手書きの力はスゴイのだ。せっかく買ったので、少しは万年筆で感動を与えたいと思った