自宅パソコンのサブモニタが不要になり、日本最大のフリマサービスであるメルカリで出品して驚いた。9月10日から同社では「AI出品サポート」のサービスを開始、出品者の入力がとても楽になっているのだ。「AI出品サポート」とは出品物の写真を入力し、ジャンルを選ぶだけで後の文章はAIさまが勝手に考えてくれる
今回の出品はEIZOの17インチモニタで、買ってから半年くらい使っただけの程度は悪くないものだ。縦横比が5:4と珍しくメールなどを見るにはとても使いやすい。まずiPadからメルカリのアプリを立ち上げ、「出品」を選んで、3枚の写真を入力してみた



写真のポイントは機種名や状態がわかるように撮影すること。さすがに機種名がはっきりしないとAIさまも文章が書けないらしい。ニンゲンと同じだね
写真を入力して数秒待つと、以下のような完ぺきな文章が生成された。機種名はもちろん、その機種のスペックを調べ上げて記述してくれる。付属ケーブルも写真だけなのに、そのケーブルが何なのかも多分カタログから調べて記載している。圧巻は使用時間。モニタに表示される使用時間の写真を入力すると
「使用時間は1937時間で、まだまだ活躍できる状態です」
と記述されている。「中古だけどそんな古くないよ!」という、出品者がわの機微がうまく表現されている
以下はAIさまが全部生成したものだ。まったく問題ない。ニンゲンが調べて、ここまで書き上げるのは15分くらいかかるだろうね。補足文章として「1月に買って半年ほど使用した中古品です」を入れ、希望価格を入力して完成だ
Screenshotメルカリというのは、街の市場のように気軽に安いものでも商品を並べ、買う人もふらっと立ち寄り買ってゆくスタイルを端末上で再現させているらしい。そのため品物の出口である、「簡単に安く発送できること」というのは200円程度の発送手段が充実しているし、面倒な家電などは1700円出せば梱包込みで済んでしまう。出品も従来からスマホで簡単にできていたけど、今回「AI出品サポート」で強化され、目指しているものが見えて「なるほど」と思った。人にもよると思うけど、僕は数百円程度の出品は時間がムダなので、ほとんど出さずにいた。それが自動で文章を作成してくれるなら出品する気も湧いてくるね
メルカリを検索していると「トイレットペーパー芯 14本 ¥300(税込) 送料込み」なんて出てきた。出品手数料、送料などを引くと多分利益は数十円だ。芯を捨てずに集めて売るということ自体がスゴイと思うけれど、それでも出品する人がいるということはAIさまの力が大きいのかも知れないね
メルカリが立ち上がったころは、ヤフオクが全盛時代だったけど隔世の感があるね。そうそう、以前スマホを買った時、説明とちがうものが届いてメルカリの事務局はていねいな対応をしてくれたなぁ。そのへんの処理も他社より優れていると思った。ていねいなサポート、細かいソフトの改修などメルカリが伸びるのは必然だったね。ただ、メルカリは世界市場を見据えているらしいけど、国土が狭く、日本郵便や宅配便が発達している日本は優位性があるわけで、輸送インフラの整っていない国でトイレットペーパーの芯に高い送料を払うことは難しい。それらのハードルを乗り越えて是非とも世界標準になって欲しいね