たくさんのカメラ機材を持って都内を移動する場合、タクシーが便利。新聞社時代は料金を気にすることなかったが、フリーランスはどうしても経費を抑えるため効率的な利用にとどめる。3万円の撮影料でタクシーに往復1万5000円とかは辛いものね
狭いけど事務所は都心にあるので、新宿、銀座、渋谷、広尾あたりまで片道3000円以内で行ける。さらに事務所前がバス停なので便利だ。先日、渋谷のNHK放送センターでの撮影ではバスで渋谷駅まで行って、そこからタクシーで1000円ほどかけてNHKへ。距離のある部分は公共交通機関ですませ、乗り換えてタクシーで現場入りする。効率的で「ラスト1マイル作戦」と僕は勝手に命名している。そのためタクシーに乗る距離は短く、昨年を振り返っても最高で片道3000円ほどだ
タクシー乗車の際も僕なりのテクニックがある。スマホアプリで配車アプリを開き、近くの空車状態で走行中のタクシーを確認、拾える場所に移動して待つ。これなら配車料金の300円ほどがかからないし、待っている時に別のタクシーが来たりする
急がない場合は車種を選ぶこともある。できれば個人タクシー(個タク)はパス。個タクは高級セダンが多く、トランクが高い位置にあるので機材の上げ下ろしが大変なのだ。また一国一城の大切な車なので荷物で車を傷つけると何を言われるか分からない。そのへんのピリピリ感が耐えられないのだ。また「スイカ使えません」など言われ困ることもある
やはり大手タクシー会社で導入を進めている小型ハッチバックが僕としては便利だ。都心ではトヨタのJPN TAXI(ジャパンタクシー)という車種が圧倒的シェアを誇り、6割くらいを占めている感じだね。これが乗り降りしやすい。またトヨタは戦略で街の品位を保てる「深藍色」1色しか販売されていないので都心では同じ色のタクシーであふれている。運転手に聞くと東京都では「次世代タクシーの普及促進事業」といって指定されたエコな車種を導入すると1台あたり最高で100万円の補助金があるとのこと。それを各社利用するので、どこも同じ車種になって「緑の東京無線」「オレンジのチェッカー」とか会社の個性が薄れてきたけどね

雨の午前中は要注意。多くが配車アプリを使うので呼べないことが多い。そういう時はマイナーな会社のアプリなら呼びやすい。それでも駄目なら法人メンバーズ用の電話で呼べば大丈夫だ。メンバーじゃなくても呼ぶだけなら問題ない
コロナ禍で経営が危ぶまれたタクシー業界も、インバウンド需要で完全に息を吹き返した。月収100万円超えのドライバーもごろごろいるらしい。そういえばドライバーをしながら副業カメラマンの知り合いも順調みたいだ。数年後は自動運転車が走り回りドライバーは減少するだろうけど、知り合いはカメラマンが副業から本業に変わるだけの話だろうね。カメラマンもそうだけど、「産業構造の変化」には気をつけなきゃね