写真

カオスな写真展

久しぶりに写真展に出展した。カメラマンの宅間國博さんが開催した主に若手カメラマンを中心としたグループ展だ。職業カメラマンやそれを目指す人など参加層はさまざま。なんとなく趣味で撮っているのではなく、目標を決めて撮りつづける骨太の30名だ

いろんな分野のカメラマンが参加し、感性の多様性に心が震え、刺激と元気をもらえる写真展だ。毎年、今の時期に開催され、今回で6回目を迎えた。第1回から皆勤賞の方も多いが、僕は今回が初めてだ

僕は自身の写真展は開催経験がない。ただ新聞社時代に写真展の担当を18年ほどしていたので、準備や運営で写真展は50回以上行った特殊な経験がある。毎年、写真コンクールの発表写真展、写真クラブの写真展、報道写真展など1年で合わせると3-4回の運営を行ってきた

それだけ写真展を行うと「お腹いっぱい」状態で、本展への参加は見送っていたが、若いカメラマンとの出会いなどが刺激になると思い直し参加を決めた

出展している作品を観て感じた点は「写真って自由なんだなぁ」ということ。僕が手掛けた写真展はコンクール系が多かったので、どうしても同じ傾向の作品が展示される。要するに決まり手に沿った作品が評価される。本展は評価軸に決まりがないので、観たことのない作風ばかりなのだ

全般的に女性カメラマンの活躍が目を引く。コンクール系は評価軸を研究して作品を作れる人が勝者。個人の感性は封印される傾向にある。そういう作業は課題をこなすサラリーマンの日常そのものなので、どうしても男性カメラマンが得意な傾向にある。本展は課題がないので感性に反応してシャッターを切る傾向が強い女性カメラマンの真価が発揮できるのだろう

それと写真展の運営そのものが斬新だ。「案内ハガキを作らない」「メディアへのパブリシティがない」「ギャラリートークがない」など以前から僕が行っていた写真展の運営ノウハウがなく、あるのはSNSなどを通じた呼びかけだけ。それでもたくさんの来場があるのでSNSの影響は大きいね

本展は今日(4月20日)が最終日。14時くらいから17時まで僕も在廊するので良かったらぜひ!

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