アマゾンのスマイルSALE(6月2日まで)が始まり物欲が止まらない
スニーカーやWebカメラなど予定通りの必要品をとりあえず買う。その後いろいろ巡回しているとキーボードを見つけてしまった
Happy Hacking Keyboard(HHKB)Professional HYBRID 24,800円
研究者やプログラマーなどが昔からブレずに使い続ける定番商品だ
僕も事務所で17年前に買った同社の製品を使い続けている。ミスタッチしにくく堅牢で壊れにくいところが気に入っている。通常は31,900円のところスマイルSALEで22%オフの24,800円、安売りは珍しくちょうど自宅でも使いたいと思っていたので買うことにした
HHKBは
・高級万年筆のような、上質な打感
・キーが静電容量無接点方式といって接点がないので壊れにくい
・コンパクトで無駄のないキー配置
・珍しい日本製
などの魅力が満載だ
届いたキーボードは無線接続が可能になった以外は、17年前に買ったものとキー配列、サイズ、45gの押下圧(押した時の重さ)など全く変化がない。届いた瞬間から同じように使えることがプロの道具なのだろうね。長い年月をかけて育てる日本的な文化を感じる。新しいものを使う「ワクワク感」には乏しいが本物の道具とはそういうものだ。日本料理の包丁やまな板の使い方に通ずるものがある
比べると買い足したHHKB(手前)は無線接続が可能になった以外は何も変わらないまた心を揺さぶるHHKBの特徴として、キーボードに文字のない「無刻印モデル」が選べること。10%くらいのユーザーが選んでいるらしい。僕は刻印モデルを買ったけど、考えてみると文字を探すようなこともないので、「無刻印モデル」でも良かったかもしれない。無刻印のキートップも販売されているので、あとから交換するという手もある
それと自宅用に買い足した大きな理由は「チャタリング問題」だ。チャタリングとはキーを1度押したのに接点の不良等で2度押しされるような現象だ。構造上HHKBには接点がないので起こらない
通常チャタリングが起きても改行が2度打ちされるくらいで問題ないが、最近LINEやChatGPTを使う機会が増え不便を感じるようになった
とくにChatGPTでは質問を書いている途中の漢字変換確定で改行を打つと、チャタリングで「変換確定+文章送信」になり、入力途中なのに文章が送信されてしまうのだ。ChatGPTも途中の文章に対して想像で答えてしまうのでこちらもイラッとする。「入力途中の文章は待つように」と苦情をぶつけてみると、ChatGPTは言われたことにすぐに反応する欧米的な感覚で開発されているとのこと。相手の事情を察し思いやるなんて行わない。それにスマホでは改行で送信されないため大部分の人はチャタリングが問題にはならないらしい
2020年ころから反応速度の速いゲーミングキーボードが人気だ。5万円を超えるようなものでも売れるらしい。ただ毎年のように新製品が発売されるので10年後に買い替えようと思っても同じものは入手できない。その点HHKBは小さな改良を重ねながら連綿と販売を続けている
製造販売するPFU(石川県)がHHKBを販売開始したのが1996年。モニタの産業用途で圧倒的なシェアを誇るEIZOも同県の会社でブレないものづくりの姿勢がとても似ている。そういう土壌なのだろうね。両社の製品を愛用する僕もブレずに一生使い続けようと思う