雑感

免許は返納するな!

物価高の影響もあり、教習所で普通自動車免許の教習に30万円ほどかかるらしい。少子化の影響もあり教習所の卒業者数は減少を続け、最近では年間152万人ほど。1990年の261万人をピークに42%ほど減少している

公共交通網の発達
車は維持費が高くコスパが悪い
SNSやスマホでリア充な生活

などが原因。ただ、そう言っても郊外に行くとまだまだ「ひとり1台」の車移動が主流で、全国で見ると20歳の約50%、最終的に約80%が免許を取得している

要するに免許取得者は減少傾向だが、必要な人は高くても取得する傾向にあり教習料金の値上げにつながっているのだろう

その大事な免許に大きな変化の波が押し寄せようとしている。言わずもがな「自動運転車」の普及だ。2030年代にはレベル5の完全自動運転が登場する予定だ。もちろんハンドルやブレーキもなく利用者は行き先をインプットするだけ。そうなると今の普通自動車免許は不要になる

ただ国土交通省も免許利権を失いたくないので自動運転車を扱える「簡易免許制度」を考えているそうだ。また自動運転のタクシーを扱う会社に対しては別の難しい免許が課せられると思う

よく僕が高齢者に対して「免許は返納するな!」と言っているけど自動運転を見越しての話なのだ。返納しない状態で「簡易免許」への切り替えは簡単にでき、高齢者に課せられる認知機能検査も不要になると予想する

過渡期は法整備でバタバタすると思うけど、2040年代に入ると完全に自動運転が実用化されると言われている。「運転楽になって良いね!」くらいに思っている人は要注意。人間社会が大きく変化するのだ

まず通勤などの移動スタイルが大きく変化する。今は「駅から徒歩で10分以内」のような住宅が人気だけど、自動運転で駅までアクセスできれば「駅から車で10分以内」に変化する。駐車場の問題がなくなるので都心のオフィスに自動運転車でゆったりと通う人も現れるだろう

車は所有するよりも乗りたい時にすぐに乗れるライドシェアの人気が高まるに違いない。そうすると車は持つ時代からシェアする時代に変化するので、車の販売台数は半分ほどに減ると言われている。現在のマイカーの稼働率は約10%で効率が悪いものね

車が減ると駐車場も減るわけで、都心でいうと東京ドーム20個分の空き地が発生し地価を5-10%押し下げる効果があるという試算もある

車が売れなくなると、日本の屋台骨を支えるトヨタやホンダはどうなるだろう。僕の考えるような未来は想定済みだろうから更に100年後の未来を見据えているだろうね。空飛ぶクルマや子どもがひとりでも乗れる車などSF映画の未来が現実化するに違いない。技術はあるのに省庁の対応の遅さが足かせになるのだけは避けてもらいたいね

カメラマンは機材が多いので、無人タクシーを使うようになるだろう。ドライバーの人件費が浮くので、5,000円かかる距離が、3,000円くらいで行けるようになる。ただ流しのタクシーはなくなり、スマホで配車の指示を出すのが面倒だろうね

ただ自動運転車による変化だけ予想して、カメラマンの業態は変わらないなんて都合が良すぎる。世の中のすべてが共鳴し合って再構築されるのだと思う。その正しい道しるべをオールドメディアや政治家に示してほしいところだが、再構築されたくない人たちが指揮を執るのはかなり難しい

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