雑感

見られている

事務所近くの麻布十番周辺は、どこも物価高で食事に困る。昼食が1,000円を切ることは少なく、安く食べられる牛丼屋とかカレー屋とかのチェーン店が全くない。大手町に勤めている時も高いと思ったが、お店が密集し競争が激しいので安く感じる

そこで僕の考えたのは「モーニング作戦」。お昼前に喫茶店に滑り込み、比較的割安なモーニングセットを食すのだ。週に2度ほど訪れる大手の喫茶店では900円ほどで飲み物に卵、サラダ、トーストが付いている。それでも600円台だった数年前が懐かしく、下級臣民の僕にはこたえる

とは言っても、お店の雰囲気も良く、食べ物も質を落とさず仕方なく値上げしている感じだ。僕も頑張って通い続け、スマホアプリの履歴から1000回以上通ったことになっている

その喫茶店のほとんどの店員さんが僕を知っていて、行くと無言のオーダーが始まる。カウンターに立つだけで「アイスミルクティの氷少なめで宜しいですね」と言われ、バーコード決済する頃にはすでに飲み物が用意されている。毎回同じものをオーダーするので、僕の来店を見るとすぐに用意を始める店員もいる

急にオーダーを変更すると店員さんに迷惑がかかるので、毎回同じものをオーダーするしかない。たまに新人が対応する時も、僕は無言なのにベテラン店員がレジ横について「氷少なめはレジのここを押して」などのレクチャーが始まる次第。店員さんの中で僕はどう言われているのだろう、気になる

1週間前もサプライズがあった。女性店員さんから「私、異動になるのでお世話になりました」と言われお菓子をもらったのだ。たまに一言会話をする程度だったのに、よほど僕が印象強かったのだろうね

僕はお店の人に見られていることが多い。ある日、スタバのカウンターへ行くと、いきなり女性店員さんに「よねやんさん」と声をかけられた。そっか、以前スマホからモバイルオーダーした時に「よねやん」が僕とひも付き、名前を呼んでみたかったに違いない。ホントそういうことが多いのだ

カメラマンとしても似たことがよく起こる。以前に何回か撮影した小学生の女の子の話だ。非常に透明感があって僕としてはイチオシの女性モデルさんだったけど、受験のために芸能活動を辞めることになったそうだ。最後の仕事があり、思い出のために僕を撮影にリクエストしてくれたのだ。撮影時以外は会話を交わすこともなかったのに、最後にプレゼントをもらった時は感謝の気持ちでいっぱいになった

カメラマンは人を見ることが大事だけど、逆に自分も見られていることに注意しなければならないね。自分の態度が悪いと現場の雰囲気が悪くなる。僕の場合は「好感が持てる」「いい人」なんて感じは出せないので、自然体で行くしかないね。そうそう、以前撮ったことあるけどお笑い芸人の田中卓志さん(アンガールズ)が今の僕に近いのじゃないかな。なんか気になってイジってみたくなるような。分からない人はYouTubeで探せば分かるから

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