本日7月20日、参議院選挙が行われた。僕はいつもの通り、期日前投票所で済ませた。期日前は空いていてアクセスの良い会場が多いので今後もオススメだ。最近はネット情報を危惧する声もあるが、公平な立場のYouTube解説動画などもあり僕は参考にしている
特に比例区の投票用紙は迷った。「好きな政党名を書けば良いのでしょう」と思った方は半分正解。これは政党名を書いても良いけど比例区で立候補している個人名でも良いのだ。名前を書くと、その所属政党に1票が入ると同時に個人票にもなる。まず政党得票数で政党の当選者数が決まり、その上で個人票の多い順に当選者が決まるというわけだ。政党名も書けるけど要するに「全国を選挙区とする候補者選出制度」のようなものだ
この選挙制度は前から疑問だったけど、1-2割と言われる個人名を記名する人によって当選者が決まるのだよね。政党名を書くか個人名を書くかで1票の重みが違うなんておかしくないか?
僕は詳しくないが選挙制度は改善点ばかりだと思う。身近なところで言うと選挙ポスターの助成金制度。僕の事務所のある東京都港区で言うと印刷や掲示費などを含め、1枚あたりの上限である約5,000円の助成金が区から出ている例もある。1枚数百円もあれば、印刷できると思うけど、助成金を最大限使うために業者や広告代理店が入る場合が多い。そのおかげで僕らカメラマンも高額な撮影料が入ることもあるわけだけどね。でも関係者が増える効果によって票につながる可能性も否定できない。例えば僕がポスターを撮ったらその候補者に投票するものね
開票所作業も疑問ばかりだ。何回か取材に行ったので思ったけど、人海戦術の昭和な作業も変えなきゃならないね。いまだに手書きの投票用紙を係員が読み取って山積みにして、その山の枚数を機械で読み取っている。過去には無効票の山が丸ごと特定候補者の山に変えられるような疑惑の事件もあった
それこそ投票用紙にIDをつけて、手書きの文字をやめてマークシートにするなんて出来るので、もう少し考えてほしいね。少なくとも人が行うよりもエラーが減ると思う。そう言うと必ず「IDをつけて個人の投票行動が分かるのは問題」などと反対する意見もあるが、最初から個人と投票用紙のIDを紐づけなければ良いだけの話。反対するマスコミが出口調査では、年齢や性別ごとの投票傾向を平然と集計しているのは笑えるけどね
とは言っても開票作業の正確さと速度を上げる取り組みが考えられていて、将来的には投票用紙を「AI OCR」というAIが手書き文字を読み取り仕分けする機械の導入も視野に入るみたいだ。ベテランでも6-8時間くらいかかっていた作業が、10分ぐらいで終わるというのだから驚きだ
いまこの原稿を書いている最中に投票が締め切られ午後8時を過ぎてすぐにNHKから予想通りの自民、公明与党の劣勢が伝えられた。明日の午後には選挙結果を受けた石破首相の記者会見も行われる予定で、政治から目が離せないな。ここで政治が大きく変わるか、保守派が踏みとどまるか「分水嶺(ぶんすいれい)」とはまさにこのことだ