雑感

五輪が近づいてきた

7月23日に開幕する東京五輪まであと2週間を切ってしまった。というか、「やる、やらない」という話があったけど、ようやく開幕にたどりついたという感じ。僕らからすると開催の方向で準備するしかないんだけど、大会関係者は、急に無観客の開催だのいわれるわけだから、対応の手間がハンパない

その無茶なオペレーションの中でも、バタバタで開催してしまう日本人、スゴイなぁ。競技者もそうだけど関係者にもメダルを贈りたい気分。開催や無観客の判断には賛否両論あるわけだけど、終わってしばらくして評価が下るとおもう

まぁ中止はなくなったわけなので、新聞社では五輪一色になっている。でも緊張だったかんじは全くない。というか担当がきっちり決まっていて、現場で準備する人は会社にこないし、ネット配信などを行う「なかの人」と呼ばれる人はパソコンの画面が五輪関係にかわるだけなので、いつもと変化はない

コロナ禍なんだけど、仕方なく外に出る人が多いので、逆に会社は閑散とした感じ。新聞社カメラマンって指揮系統がしっかりしていて、言われた担当に対しては自分でやりかたを考えて行動し、その見込みと結果をデスクに伝える流れが徹底している。こういうバタバタの時でも、担当の割り振りさえしていれば想定通りの流れになるのだ

僕の場合は、五輪がはじまると、紙面づくりで担当があり今回は「なかの人」をやりつつ、空いている時間で五輪とは関係のない取材撮影もこなすかんじだ。今回は取材のパスが多めなんだけど、やはり最前線で撮れる人は限られ、大部分がサポート役となる

今回は無観客の競技がほとんどなので、チケットで入って撮ることができない。これは手痛く、開会式や閉会式では撮れるポジションが極端に少なくなる。また来日するカメラマンも少ないと言われているので、逆に取材者は世界に配信するチャンスが広がるだろう

僕のことなんだけど、五輪を担当したのは1998年の長野五輪が最初。その時はデジカメ(当時は電カメと言った)が出始めのころで、その運用が大変だった思い出しかない。競技の決定的瞬間を掲載するのも大事だったけど、早く確実にパソコンで伝送する方が重要だった

長野五輪の時は、取材陣のなかでインフルエンザが大流行し、それでも発熱を押して取材する人は「エライ人」としてあがめられたわけだけど、今回の五輪は真逆で、コロナにおびえながら取材が進められている。最前線のカメラマンは頻繁にPCR検査を受けるけど、そこで陽性が出て、戦線離脱なんてもあるのだろうなぁ。せっかくのハレなのに、時代は大きく変化している

日本の五輪で良いことは

とにかく盗難が少ないということが良いですね。海外だと「カメラバッグ一式盗まれた」「人に囲まれて機材を置いて逃げた」なんてことは普通にあるけど、日本の場合は機材を置き忘れたとしても60%位は帰ってきますよね。日本ってホント良い国だと思いますよ

記憶に残る五輪を

開催に際して、いろいろ意見があると思うけど、この大変なコロナ禍で行う五輪というのは絶対にレジェンド(伝説)になるでしょう。上の判断が悪いとか言われているけど、まじめな日本人がやり遂げる五輪を観たいです

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