「五輪が終わったー」
僕はそれほど参加していないけど、会社中ピリピリして、失敗できない雰囲気につつまれていた五輪。まだパラリンピックが残っているけど、、IDカードを持つカメラマンは2週間ぶっ続けで撮影。会社で受けを行うデスクも同様だ。僕は高みの見物に近く、難しい画像の補正を行う限られたミッションだったけど、同世代の9割くらいは五輪とは関係なく働いていたので、かかわれただけ幸せだったとおもう
「五輪後は夏休み?」と思うかも知れないけど、最前線で働いていたカメラマンから休むので、僕ら年長組は出社してフツーの取材を行う。当たり前だよね、みんな休むわけにもいかないので。今年は五輪で一般取材がストップしていたのでお盆も例年以上に取材が入っているようだ
それと五輪の最後をかざる閉会式なんだけど、選手も、報道陣も、関係者も同様に「終わったー」という気持ちが強く、メダルを獲った選手なんかは入場行進の前の方に並び達成感はハンパないんだろうなぁ。見ていると選手同士で記念写真を撮ったり、ボランティアとのツーショットに応じたり。ようするに閉会式会場全体の気持ちが「ゆるゆる」になる
そこで気を付けないといけないのが「盗難」なんだ。最初400mmで入場行進などを撮り、ボランティアの警備が「ゆるゆる」なのを感じて、そのままグランドレベルにまでなだれ込むことがある。そうするとカメラマンの本能として、広角を持って選手の近くまで行って撮るよね
そこで400mmを付けたフラグシップ機をフォトポジションに置いたまま、グランドに飛び出すようなカメラマンがいる。国内大会のJリーグなんかは問題ないんだけど、五輪の場合それはNG。盗難に遭う可能性が大なんだ
関係者しか入れないような場所で無くなるというんだから、重くても一式持ってグランドに出るか、あきらめるしかない
やっぱり閉会式というのが狙い目で、気がゆるみ、いろんな人が入り混じるのが危ないんだろうなぁ
経験の少ないカメラマンはそこで200万円位の機材をごっそり持って行かれる。後日「●●社が持って行かれたらしい」とか「●●社の400mm知りませんか?」みたいな報道陣へのお知らせが出ることがある
閉会式の後に必ず盗まれた話を聞くので、そのために狙っている人がいるとしか思えない。盗んだ次の日に現地を離れるので足が付きにくいというのもあるのだろうなぁ
対策としては
保険をかけておく
必ず持って動く
名前を大きくレンズやカメラに入れておく(多少は盗まれにくいという説も)
くらいしかないんだけど、せっかく五輪期間中は良い仕事をしても、最後に水を差されるわけだから、注意が必要だ
盗難後出てくるものですか?
置き忘れの場合は、現地関係者からよく連絡が来るけど、盗むのが目的の「盗難」では後で出きた話は聞いたことありません。唯一例外があって、だいぶ前の話になりますが、ペルーの「日本大使公邸占拠事件」の時は治安も悪く、盗難が頻発し、「テレビカメラを盗まれた次の日に市場でそれが売られており、お金を出して買い戻した」という笑えない話がありました。
誰が盗むのでしょう?
取り押さえられた人を見たことが無いのですが、同業者だとしたら、同じような服装で機材を持っていたら誰も気づかないでしょうね。盗まれた直後に見回しても区別がつかないです