道具

ニコンZ9がファームアップ

4月20日にニコンZ9のファームがVer.2にアップデートされた。さっそくダウンロードしてテスト、劇的な変化はないけど、確実に良くなっている。僕の使う範囲で良くなったことはおもに3点

「暗いところでAFが良くなった」

AFが暗いコントラストの無いところで合いにくかったけど、多少良くなった。まあ、これだったら野球やサッカーだったら問題ないレベル。と言ってもD6と比べると全然性能が低いし、夜の空撮なんかだったら厳しいかも知れないねぇ。そんな時ミラーレスはEVF越しにピーキング表示すればマニュアルフォーカスでも結構使えるけど、知らないひとが多い。そもそも露出がアンダーでAFが合わないと吠えているひともいる。適正露出にすれば合うのにねぇ。僕としては瞳AFの利点など考えるとミラーレスに軍配アリなんだけど

「EVFのフレームレートがアップ」

EVF越しに見られる画像が1秒間に60コマから120コマにアップした。これまで速い被写体だとカクカクしていたけど、120コマはなめらかそのもの。「最初から120コマにしろよ!」と言いたい。ウラが取れない情報なんだけど、ニコンさんが発売前にデモ機を持ってきたときは120コマだったと思う。動体がメチャ滑らかだったもの。初期ロットが僕のところに届いた時、明らかに動体がカクカクしてイラついたのも覚えている。消費電力などの問題もあってとりあえず60コマに落としたのかなぁ?

「無線LANの安定性が上がった」

これはリリース情報に入っていないけど、明らかに無線LANのつながりが良くなっている。メニュー画面から「Wi-Fi接続を開始」を選択すると、iPadに問題なくつながるけど、以前のファームだとすぐに無線が切れることが頻発。切れたらZ9側で再接続することもない。そのたびに手動で接続を開始する必要があった。新ファームでは切れる頻度が少なくなり「かなり良くなった」印象だ。Wi-Fiのテザー撮影をよく行う僕にとってはありがたい

ちなみにキヤノンのR3のWi-Fiはすごく安定度が増して、切れたとしてもすぐに再接続してくれる。キヤノンはWi-Fi運用が現場で見てもすごく増えた感じがする。もっと頑張ってくれニコンさん

ほとんど良くなったけど、僕てきには1点だけ悪くなった点がある

「EVFで撮影画像のプレビューが困難になった」

人物などではEVFで撮影結果を「ちら見」しながらシャッターを切るのが常識。これまで「ファインダー優先」のモードで撮影すると撮影画像が「ちら見」できていたけど、バージョンアップで見られなくなった。「ファインダーのみ」というモードにすると撮影画像が「ちら見」できるけど、今度は背面液晶が使えなくなる。なんでこんな仕様にするかなぁニコンさん。プロサービスの人とモードを切り替えたりして頑張ったけど次善策なし。改善要求として開発に上げてくれるとのことだけど、対応してくれるか分からない

発売4カ月あまりで、大がかりなファームアップ。デジタル一眼時代は「最初から完成度が高い」と言わんばかりに、あまりファームアップしなかったけど、心を入れ替えたねニコンさん。ユーザーの要望にはキリがないと思うけど今後も頼みますね

カメラの新機種が出ませんね

そうなんです。どのメーカーも開発には問題ないと思いますが、半導体不足で新機種が出せないのです。すこし不足が緩和してZ9もポロポロ会社に納品されましたが、それでも生産が追い付かない感じです。入門機などはその10倍は販売されるので難しいですね。ニコンもZ9で巻き返せると思っていたら「売りたくても生産ができない」状態でV字回復は難しいですね。

ミラーレスで学ぶべきこと

タイムラグや連写速度など進化したことは多いのですが、ミラーレスで変わったことはAFの使い方でしょう。瞳AFにしても、状況によってAFモードを変えて「どうやれば瞳認識率が上がるか」などを機種ごとに覚えないとだめです。スポーツにしても「瞳AFを使うか」など競技によって大きく異なります。昔のように「常にセンターの一点AF」なら迷いはないのですが、ミラーレスの場合は細かいAFのセッティングが勝敗を分けます

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