道具

さよならレフ機

会社にはたぶん数百台ものカメラがあるけど、まだレフ機が多い。そりゃそうだろ。五輪ではまだ実績の少ないミラーレスを軸にすることはムリ。ニコンだとD6、キヤノンだとEOS-1D X Mark IIIがメインだったのだ。ミラーレスの夏場の熱暴走や真冬のバッテリー上がりを見ていると結局レフ機は正解だったと思う

そこで五輪後の機材なんだけど、メーカーはミラーレスに注力し、レフ機は作る気がないらしい。すると会社としても次のカメラはミラーレスになる。ここで問題発生!

「レンズどうするんや?」

ということ。フリーランスだったら、ボディ2台とレンズ3-4本を

「えいや!」

と200万円ほどかけて買い替えればよいけど、会社の場合は膨大なレンズたちを一気に買い替えるのも難しい。たぶん何億円もかかるものね。また機材の単価が上がり、多くが1年で減価償却できる30万円の枠を超えてしまったのもイタイ

すると、ボディをチマチマとミラーレス化しながら、しばらく古いレフ機用のレンズで耐えしのぐことになる。機材担当に聞くと、

「レンズの更新は全員がミラーレス化してから」

という「壮大(笑!)」な計画を聞いてしまった。たぶん数年かかるのでは? さらに第2の問題が発生

「レフ機用のレンズが修理できない」

ということ。修理部品が無くて、つなぎのレフ機用レンズの維持が難しくなっているのだ。また買い替えるにもレンズが販売終了になっている。例えばニコンダイレクトのページを見ると、報道の定番16-35mm、24-70mmは売っていない

ニコンがD6を出したとき

「ニコンはレフ機を見捨てません」

と表向きにアナウンスしたけど、実際は販売の中止が相次ぎ、新製品の発表は皆無。「選択と集中」を考えると仕方ないよね

僕は変人なので会社の機材はほとんど使わず、自費でミラーレスの機材をそろえてしまった。何十人も職場にはカメラマンがいるけど僕だけだ。それだけじゃなく、ストロボやライトスタンド、三脚に至るまで自費でそろえている。これは考え方なんだけど、会社貸与の機材はその時点のベスト機種じゃなく、僕ら年長組だと結構古い機種が回ってくる。とうぜん撮影データは悪くなるし、撮るのが難しくなる。そんなモヤモヤした気持ちで僕は仕事したくないだけ

反面、カメラマンにはいろんなタイプがいて仕事の機材は絶対に自分で買わない人もいる。「会社が与えた機材の範囲で仕事すればよい」という考えだ

でもねぇ

「最新機種を使うと気づきも多い」

例えば、ミラーレスに慣れるには半年くらいかかるけど、レフ機を使っているとその出遅れに気づかないよねぇ

個人がレンズを買い替えるなら

レンズの買い替えは短いレンズからをお勧めします。マウントの規格で短いレンズほど性能が出るからです。逆に望遠レンズは設計による性能差こそあれ、マウントによる差は少なくなる傾向ですね

選挙ポスターを眺めよう

もうすぐ参院選選挙、僕は選挙ポスターを見るのが大好きです。撮影力はもちろん、背景切り抜きのレベル、全体の色調、文字の流し方など、ポスターによってレベル差が大きいです。知り合いのカメラマンに聞くと選挙の撮影は単価も高く、高級カメラ1台分くらいのギャラが入るらしいです。それにしても、そのレベルに達していない写真が多いような気がするのですが

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