雑感

CP+

カメラ業界の大イベント「CP+2023」が4年ぶりに「リアル開催」された。コロナの影響でオンライン開催が続いていたけど、やっと来たという感じだ

メーカーの方に「VIPパス」というのをもらい、せっかくなのでプレス公開の23日10時に行くことにした。入場するなり

「来場者、少な」

という印象。この日は天皇誕生日なので、プレス公開時間に会社から業務で見に行く人が少ないのだ。ただ一般公開も同様みたい。コロナでオンライン参加が可能になり、全国から面白いセミナーが見られるものね。以前の来場者数に戻ることは無いような気がする

出展社は前回の2019年より50社も減り78社、メイン会場は同じ広さなのでガラガラ感が否めない。各カメラメーカーは大きなブースで展示しているけど、実機体験のコーナーなんかも盛り上がりに欠ける。やっぱ、目玉の新商品を各社ほとんど出していないものね。コロナ前、富士フイルムが中判デジカメ「GFX100」を発表した時なんて、実機に触るまで2時間待ちとかあったのに

新製品の発表はCP+で行うよりもネット展開した方が訴求力もあるということか。そうすりゃ他社の動向を見ながら発売もできるものね

あと個人的に残念だったのはストロボメーカー「profoto」の出展がなかったこと。いろいろ説明員に聞きたいことあったのに。このコロナ禍の間にLEDを使うカメラマンが増え、ストロボは売れなくなってきている。最近都内の有名スタジオでもLEDライトを使うカメラマンが半数くらいまでに増えてきたらしい。僕としては発光量が強いストロボしか選択肢が無いけど、若いカメラマンは撮影が簡単で失敗の少ないLEDを好むみたい。ストロボゆえに輝き続けて欲しいけど

今回の「CP+」を総括すると、

「カメラメーカー大丈夫か?」

ということ。スマホに市場を奪われ、ハイエンドのミラーレスに各社シフトしたけど、それらも頭打ちになり、方向性を見失っている感じがする。5000万画素が8000万画素になっても誰も買いたいとは思わないものね。どんな製品でもたどる日用品化「コモディティ化」への入り口に来た感じだな。昔、オーディオがどんどん高性能化して多くのユーザーが脱落したことを思い出すなぁ

実は「CP+」とは違ったプロをターゲットにしたカメラショー「PHOTONEXT 2023」が6月に同所で開催予定、写真用品がメインなので興味がある。記念写真に使う持ち運び用ひな壇、町の写真館の機材など一般の写真愛好家には関係ないような機材の展示だけど、説明員も来場者もプロということで、独自の世界を醸し出す。セミナーなんかもあるけど一般的な写真の話は少なく、現場での苦労話やヒントなどが中心。「CP+」が秋葉原のヨドバシカメラなら、「PHOTONEXT」はプロ向け撮影機材店・銀一みたいな感じだ。僕みたいなヲタクには後者がお勧めだ
PHOTONEXT 2023はこちら

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追加
26日の閉幕後に開催期間中の総来場者数が発表された。
リアル会場が3万8181人
オンライン会場が11万8476人
ということで、会場に足を運んだ人は同イベントが始まった2010年以降で
過去最低ということだ。ちなみにコロナ直前の2019年は6万9615人

そのかわりオンライン参加が増えたのでトータルの参加者は増えているという話だけど、リアル参加が増えないとねぇ。この様子だと来年は規模を縮小するメーカーが増えても不思議はない

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