6月13日、ニコンZ9のファームウエアがVer.4にアップデートされた。僕は不具合が発生するとまずいので、しばらく待ってからダウンロードする。ユーチューバーならすぐにダウンロードして進化を解説するところだ
結局、7月に入ってアップデート。これもタイミングがあって、芸能人を撮る前日だと現場で不具合があれば取り返しがつかない。今回は1時間以上あるインタビュー撮影なので、十分トラブルに対応できる。もちろんサブ機のZ7もあるしね
安心しきって、撮影に臨むといきなり問題発生!
ホワイトバランス(WB)のプリセットができない!
僕はライティングが決まれば必ず、WBをプリセットして常に色かぶりしない撮影に徹している。なるべく後処理に時間かけたくないものね
正常な流れは
WBボタンを長押し→グレーの板を撮影
だけなんだけど、WBボタンを長押ししても反応がない。仕方なくWBはオートで撮ったけど、微妙に赤く色かぶりする。撮影後の補正に時間がかかった
この状態でWBボタンを長押しするあとで確認したが、やはりダメ。1時間くらい条件を変えて試すと、EVFファインダーが「ファインダー優先」モードになっていると再現することが判明!
なんとファインダーをのぞきながらWBボタンを押せば正常に反応するけど、背面液晶を見ながら押すと反応しないことが分かった
こりゃ完全なバグだと思ったので、すぐにニコンに報告。確かに状況は認めたが、ニコンとしての対応はビミョウだと思う。「仕様です」と押し切って、あとでこっそり改修じゃなく「仕様変更」でしのぐ場合もある。今回は「条件によってまれに●●ので対応しました」という言い方の改修じゃないかな。どう対応するかとても楽しみ
最近のニコンは、ファームアップの間隔が短く、Z9は発売以来1年半でVer.4まで来てしまった。全く別のカメラに変わったわけで、評価したいと思う。ただ、改修することによるバグの発生は避けられない。いくらテストしても見落としは避けられないだろうなぁ
ファームウエアに対する各メーカーの考えが違っていて面白い。ソニー、キヤノンなどはエラーが出ると、撮影ができなくなる場合が多い。例えば、ブレ防止が動かなくなって、想定の撮影結果が得られないような場合だ。ソニー、キヤノンは「エラー即撮影中止!」となるけど、ニコンはとりあえず撮影できる場合が多い。反面、不具合に気づかずしばらく使い続けるリスクもあるから、どちらが良いかは考え方しだいだなぁ
メーカーのいろんな違いを気にして機材をコロコロ変える人がいるけど、僕はニコンを使い続けるつもり。機材を総入れ替えするのって、大変だと思うから