2024年7月26日 26:30(日本時間)からパリ五輪の開会式が行われた。パリ開催は3度めで、前回からは100年ぶりとなるらしい。前回の東京開催ではコロナの影響で1年延期されたうえに無観客での競技となり、不完全燃焼だっただけに、今回は羨ましい限りだ
開会式は守りに入った東京とは対照的に、良く言えば「自由」で攻めた「多様性」ある内容だったけど、悪く言えば、高校の文化祭のような統制のとれていない感じもした
そういえば僕も開会式は五輪だけでも仕事で3度も経験したけれど、夏の五輪史上初めてとなるスタジアム外での開会式で、セーヌ川を選手が船に乗り登場するなんて驚いた。撮影ポイントがたくさんあるので取材は大変だっただろうけど
なんと言っても、賛否が分かれるのがマリー・アントワネットのシーン。ギロチンで切り落とされた自らの頭部を何十人ものマリー・アントワネットが持ち、その前でオペラ歌手が熱唱するというもの。あまりにブラックで怖すぎるだろ。意外と良いとする人もいてこれが多様性なのか。僕はアニメ『キャンディ♡キャンディ』での華やかなマリー・アントワネットを思い出した。パリ市民も思うところがあるんじゃないかな
あとSNS上で炎上したのが、ダビンチの「最後の晩餐」を模したパフォーマンス。演者たちは真面目にやっていると思うけど、どう見てもドリフのバカ殿様レベルなんだよね。これがキリスト教信者を中心に大炎上し、IOCからは異例の謝罪やスポンサーの撤退にまで発展しているらしい。こうなる前に対応できなかったのかねぇ
それと選手団の入場で韓国選手団に対し「北朝鮮」とアナウンスしたらしい。日本を米国と呼ぶならまだしも、神経質な関係である両国を間違えるとは笑えない。ここで思い出したのがなぜか相撲の呼出(よびだし)と言われる人。彼らは力士の土俵入りで原稿も見ずに「大関◯◯、◯◯県出身、◯◯部屋」とスラスラ読み上げる。多分、力士が見えなくても格付け順まで覚えているだろね。五輪選手団ってプラカードまで持っているのに、なんで間違う?
僕としては評価の低い開会式だったけど、五輪経験豊富な友人は大絶賛、4時間以上あった動画を2回も観たらしい。確かに開会式といえば、なんだかダンサーがパフォーマンスを行い、選手が入場し、変わった仕掛けで聖火が点火されるというワンパターン。特に東京五輪がその集大成だったのかも知れないね。パリ五輪が振れ幅を大きくしてくれたので、今後行われる五輪では攻めることができそうだ。とりあえず8月11日の閉会式は良くも悪くも何かが起こりそうなので楽しみだね