初対面の人に報道カメラマンだというと、
「お忙しい職業ですね」
と言われる。ドラマの逮捕シーンで群がるカメラマンでも想像し、昼も夜もなく休めないイメージがつきまとうらしい
僕から見るとフリーカメラマンのほうが、生活が不安定で、営業したり、クライアントに気づかったりで大変だ
新聞社の報道カメラマンは基本、サラリーマンなので仕事の営業をしなくても、むこうから仕事がやってきて、その範囲でがんばっていればよいだけです。機材も会社が用意してくれ、壊れたら修理もしてくれます
現場までの交通費も会社持ち。僕は健康のために移動はほとんど電車ですが、同僚はタクシーなどで移動しています
フリーカメラマンだと3万円の案件で、5千円のタクシー代は考えますが、僕らの場合は会社経費なのでわりとゆるいです
休みだって、有給休暇はあまり取れないけど、週休2日くらいは休めます。夏休みだって1週間くらいはとれるし、普通の企業と変わらないです
シゴトの営業がいらない
機材、交通費など経費は会社持ち
普通に休める
仕事は入社年次によって変わります。僕のようにデスク業務から解放された、年長組は締め切りがタイトで、体力のいる「事件事故」「オリンピック」などの最前線のシゴトは回ってきません
「お料理」「芸能人」「ファッション」「催し物」など締め切りが先で、時間だけかかるような仕事が多いです。ようするにフリーカメラマンが受けているような案件が中心です
撮るばかりが仕事ではなく、僕は担当紙面を持っているので1日中原稿を書いている日もあります
写真コンクールも担当しているので、賞品の発送作業を行う日もあります。1週間くらいの出張もたまにありますが、キホン東京にいることがほとんどです
タイムカードがあるわけではなく、出社時間は人により多少差があります。職種てきには「記者職」なので、労働時間が流動的で仕事をこなしていれば文句はいわれません
毎日、仕事がベルトコンベヤーに乗って流れてくるのを、製造ラインが止まらないように、黙々と作業するような感じですが、有名人に会ったり、時代の変化の最前線に立ったりするので刺激的な一面もあります
ただ、刺激的な仕事も毎日こなしているうちに「日常」になってしまうのかも?
休みや仕事内容で恵まれていると思うけど、急に退職してしまう人も少なくないです
退職者に辞めた理由を聞いたわけではないけど、カメラマンは定年を迎えるまで撮り続けることが多く、出口のないトンネルを全速で駆け抜けているような感覚は僕にも理解できます。それをいうと世の中のシゴトはみな同じだと思うので、僕は感謝しながら働いていますが、、