たまに部署の一斉メールで流れることがある。勤務のシフトがすごく複雑なので本人やその穴埋めをする人にとっては大変な話ではあるけど、腰痛に苦しむ報道カメラマンは多く、部署では助け合いの精神に満ちあふれている。ザックリ周りを見渡せば、半数位が腰痛持ちなんじゃないかなぁ
腰痛持ちではなくとも、突然ギックリ腰になることはある
後輩が自宅で冷蔵庫のビラを開けようとした瞬間にギックリ腰、一切姿勢を変えることができなくなり、自分で救急車を呼び病院に運ばれたそうだ
そもそも、機材が重すぎなんだと思う
フラグシップ機2台、24-70mmF2.8、70-200mmF2.8、ストロボ2灯、パソコン、予備電池、脚立
など合わせると10kg以上になり、場合によってはそれを担いだ状態で撮影するわけだから、腰に良いわけがない
対策としては、「1gでも機材を軽くすること」「腹筋周りを鍛えること」「できるだけローラーカートを使うこと」などで、僕は特に腰痛持ちではないがすべてを実践している。
特に太らないこと、筋力をつけることは大事で、周りも池中玄太80キロみたいな太っているカメラマンは少なく、どちらかというとレスキューのような腕の太い逆三角形の体型が多い
ちなみに僕も174cm、64kg、体脂肪15%位の体型を30年ほど維持している。脚力は落ちたが、上半身の筋肉量は今の方が多いくらいだ。それもスポーツクラブで決めたメニューをこなしたり、1kg太るとカロリー制限をしたり、年を重ねると大変なんだけど、これも仕事の一部と思って実践している
そんなに大げさな機材を持たなくとも、写真は撮れると思うかも知れないけど、信頼性や微妙なレスポンスを考えるとフラッグシップ機や大三元レンズにはかなわない。それでも軽くしたい場合は、今日は人物ポートレートしか撮らないので超広角は置いてゆこう、今日はストロボを使わないので1灯だけにしよう、などの引き算を考える
完璧に撮ることと、軽量化とのせめぎ合いなのだ
そうやってなるべく腰をいたわっていても、仕方なく酷使することなどが続き、歩けないほどの腰痛になるカメラマンもいる。そうなっても、内勤を続けながら、ストイックに直して復帰するのがほとんどで、腰痛を理由に一線から離れたカメラマンが幸いなことにいない
世間一般には腰痛で仕事をやめる人なんてたくさんいるわけで、それから考えるとカメラマンって体の鍛え方が違うのだろう。現場に出ずテレワークで済ませられる職種ではないので、体力作りは重要だ
